笑いとばしたら、心も晴れるさ。

人生、山あり谷あり、壁に耳あり障子にメアリー、
結構毛だらけ猫灰だらけ、おしりの回りは…わりと綺麗っ!!

人間は愚かだけれど知恵がある。

2011-11-05 06:41:10 | 日記
原発事故で放射能に多くの人が敏感になっている。
気持ちも解らなくはない。
なんせ相手は見えない恐怖、
見えないものってのは怖いもんだ。
しかし個人で測定器持って騒いだり、
瓦礫の受け入れに反対したり、
なんか情報ばかりに振り回されてないか?
批判覚悟で言えば、
人間ってのは案外しぶといもんですよ。
そりゃ大量の放射能を一度に浴びれば話は別だけどさ。

え?無責任な事言うなって?

ごもっとも。

でも私が育った地域は京浜工業地帯、
しかも昭和の高度成長期で公害汚染が盛んな時期。
鶴見川は鼻が曲がるほど臭かったし、
※だから今でも鶴見川は汚いイメージしかありません。
 本当は見違えるほどキレイになったんですけどね。
街に流れる運河は工場からの汚水で虹色をしていた。
工場の煙で空は常に灰色、
公園には虫すらいない(だから私は虫が苦手)
学校の窓が開けられず30年前なのに冷暖房完備の校舎。
光化学スモッグ警報なんてのはいつもの事なので、
普通に当たり前のように体育の授業をしていた。
なので光化学スモッグ警報で運動禁止ってのは、
本当につい最近まで知りませんでした
TVに映し出される公害によって奇形を持って生まれた人たち。
今なら大問題になるような発言だけど、
大人たちは(学校の先生ですら)私たちに言った。

君たちは公害の影響で長くは生きられない。
大人になったら癌になって死ぬだろう(当時の癌は死の病)
君たちの子供は奇形を持って生まれてくる。
だから子供は産まない方がいい。

嘘だと思う?
本当にこれ普通に言われて育ったんだよ。
でも幼なじみも皆元気に生きてるよ。
もちろんその子供たちも元気に生まれて育ってる。

放射能汚染はたしかに見えない恐怖だけど、
人間ってのは知恵がある。
過去の過ちから学び前に進む事が出来る。

鶴見川だってアザラシが来るくらいキレイになった。
私は癌どころか自分でも嫌になるくらい体が丈夫だ。
恐怖に閉じこもる事なく、
人間の力を信じて前を向うじゃないの!
コメント
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