Nabi's Art Place

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瀬戸内の小さな島「犬島」でアートな休日

2011-12-12 23:19:01 | 風景
週末、岡山県岡山市の瀬戸内に浮かぶ小さな島「犬島」へ行ってきました。
昨年に開催された「瀬戸内国際芸術祭」の会場の島のひとつです。

犬島へ行くには岡山市の宝伝港から定期船で渡るのですが・・・
そもそも本当にこんなところに海があるのかと思うくらい山道と田んぼ道走ってきました。

「旅客ターミナル」と言うよりは「船着場」と言う方がピッタリの小さな漁港。

ここから船で10分。犬島に到着


船を下りると犬島の新しいチケットセンターが。アートの玄関口


犬島は島の石を切り出し、全国の建築材料として流通させた島。


「精錬所」入口の門。30分に1回だけ通行可能となります。

犬島は銅の精錬所があった島で、その精錬所が閉鎖された後の遺構を見学できます。
さらに、瀬戸内芸術祭の時に精錬所の一部を美術館にして公開されています。


精錬所で作られた真っ黒に輝くレンガが迷路のような空間


美術館。巨大で一番損傷の少ない煙突がドーンとそびえ建つ


精錬所の遺構。巨大な要塞のよう。


とても日本の風景とは思えない空間。
構図を変えるだけで普段は絶対撮れない画がたくさん撮れます。


火力発電所跡。こちらも要塞のよう。


漁船が通過。そう、ここは漁業が盛んな瀬戸内


お昼はチケットセンターのカフェで。
島のおにぎり。
スローな時間には一番似合う食事かも。そしてめっちゃ美味!


犬島のどこからでも巨大な煙突が見えます。
こんなスローな日常が流れる島。
あと、島中に柑橘類(みかん、ゆず、キンカンなど)が実っています。


島の住宅地にもアート作品が。のんびり観て島を一周


島の看板。
"看板に偽りなし!"丁寧に「なんでもあります」が消されている。
そう、小さな島ですから。何でもある訳ではないのです!
そんな島の人の心好きだなぁ~

島って、ゆっくり流れるいい時間が流れていますね。
そして、この非現実的な要塞・遺構!楽しかったです。
はまるわぁ~!
コメント (3)
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