金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

腰部脊柱管狭窄症(LSS)~治療②~

2015-11-28 20:57:48 | 腰部
どうも(^_^)


今日は娘二人を連れて銭湯へ行きました(*´ω`*)


すると、男湯に身長制限があるではありませんか、、、Σ(゜Д゜)


120cm以上の女の子は女湯へどうぞ!と、、、


うちの子はギリ大丈夫でしたが、、、もう少しで娘と入れなくなるかもしれない、、、


と、思うとなんか淋しくなった男です。。。(T_T)笑





さて、LSSシリーズを続けたいと思います。


今回も治療の事を勉強して行きたいと思います。


前回まで、腰椎の前弯増強が、LSSの症状を増悪させる事を勉強しました。






ここでポイントです。


腰椎の前弯増強と言う事は、骨盤は前傾になります。


腰椎の前弯を緩やかにしたいと考えるならば、骨盤を後傾位に誘導出来れば、LSSの症状を抑えられるのではないでしょうか???


では、どうやって、骨盤を後傾位に誘導すればいいのでしょうか!?


ここで、普通思いつくのは、殿筋の筋力増強訓練を行えばいいんだ!!!(^^♪





と、なるのですが。。。


殿筋の収縮は骨盤を後傾位にしますからね。





確かに筋が委縮していたり、MMTが2とか3レベルならそれは必要かもしれませんが、、、


そうでない場合に、筋力増強訓練を安易に行うのはどうだろう。。。


と、疑問が浮かびます。それで症状が改善されるのでしょうか。。。(;´Д`)





じゃあ、どうすんだよ!?<(`^´)>


って話しですが。。。


殿筋の出力を上げてやればいいんです


どうやって???


単純です。緩めて、筋の伸び縮みをしやすくさせる為に、長さを出してあげればいいんです


そんなに、MMTが低くない患者さんではこっちの方が効果が出やすいと思います。


そして、そんな患者さんほど、殿筋がタイトになっている事が多いです(・へ・)







どうしても、筋力増強訓練がリハビリ現場では主流になる傾向がありますが、、、


この様に、違った視点から、筋の機能をだしてあげるアプローチを考えるべきだと思います。


筋力は十分あるのに、それを発揮できていないケースもあると言う事です。






もちろん、このような部位にアプローチするのは、当然、短縮している部位をアプローチした後に行うのが基本なのは言うまでもありません。



ただ、何も考えずにマッサージするのではなく、目的と考えをしっかりと明確にして治療するべきです。







今回は以上です。


読んで頂いた勉強熱心な先生。いつも有難うございます(*´ω`*)


また次回。





おわり