金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

片頭痛と頚のROM制限

2015-10-25 20:19:06 | 勉強
どうも(^_^)


最近2歳の娘のトイレ訓練をしています。


娘をトイレに座らせて、


私「ん~~ってするんだよ(^^)」


娘「ん~~、、、でないよ、、、(´・ω・`)」


私「また、出そうになったら教えてね(^^)」


娘「は~い(*´▽`*)」


と、娘をトイレから下ろし、オムツを取りに行って戻ってみると、、、


娘「パパ、出たよ(*´ω`*)」


と、満面の笑みで私に便器のすぐとなりをビショビショにして誇らしげに言ってきます(+_+)笑


しかし、そのまぶしい笑顔を見ると全く怒る気になれず、、、


私「すっきりして、良かったね~(*´▽`*)笑」


と、、、かわいすぎる娘を見て幸せを感じる超親バカな男です。笑






さて、今回は片頭痛について勉強してみたいと思います。


特に、片側の側頭部に痛みが出るとか、めまいもすることがあるとか、頚も固い感じがする、とかいう患者さんに対しての治療の考え方、方法を勉強して行きたいと思います。




今回はズバリ原因の筋肉を先にいってしまいたいと思います。


それは、、、


胸鎖乳突筋です!!!







この筋の走行を見てみると、、、側頭骨に付着していることがお判りになるかと思います。


これが、片頭痛やめまいの原因となる理由です。


フォワードヘッドポスチャーの患者さんは特に緊張している事が多いです('ω')ノ





ではこの筋の緊張をどうやってとればいいのか!?




では、胸鎖乳突筋の作用を考えてみましょう。


頚の屈曲、同側への側屈、反対側への回旋ですね(^^)




まず、患者を背臥位にさせます。


右の胸鎖乳突筋を緩めるアプローチを行います。


頚を大きく屈曲させ、右へ側屈させます。


そして、少しの反対側への回旋を加え、胸鎖乳突筋が最も緩む位置を探します。


緩むポジションが確認できたら、そのポジションを維持し、胸鎖乳突筋に沿ってゆっくりとマッサージをするように、削っていきます。


それを痛みの出ない強さで行い、評価してみると、、、


変化が出ているでしょう(^O^)/





さらに、胸鎖乳突筋は、LL(ラテラルライン)に含まれています。






殿筋群、TFL、腓骨筋、肋間筋などからの緊張が波及しているケースも考えられますので、


そこも評価し、必要ならばそちらの解放も行いましょう。






ホント言うと、胸鎖乳突筋は非常にデリケートな筋ですので、、、


直接アプローチするよりも、筋膜を介して治療するほうがいい場合もあります。


特に腰部のある筋を利用するととても効果的です(*´▽`*)




胸鎖乳突筋は臨床的意義が高い筋でありますので、、、


しっかり押さえておきましょう!!!



以上です。




読んで下さった、勉強熱心な先生。



有難うございました(^^)




おわり

肩関節内旋制限へのアプローチ

2015-10-24 19:55:16 | 勉強
どうも(^_^)


禁煙、ダイエットを続けて6か月目、、、
奇跡的に禁煙に成功し、体重もマイナス9キロに成功。
結果を出し続けている男です( `ー´)ノ笑


今の所は、、、(*´▽`*)


何でもそうですが、何かをやり続けるというのは大変ですね。


しかし、それが一番強くて、すごい事でもあると思います!!!


「継続は力なり」とはよく言ったものですね(^^)






さて、今回は臨床でもかなり多く遭遇する疾患である、肩関節周囲炎について勉強して行きたいと思います。


一言に肩関節周囲炎と言っても、様々な病態があります。


うちのクリニックではドクターから、ポンと肩関節周囲炎➡ROM訓練支持が来ますが、、、


本当に様々な肩関節周囲炎がありますね(;´Д`)



前腕の筋が原因となっているもの、はたまた対側の股関節が原因のもの、腰部からくるもの、反対側の肩が原因となっているもの、本当に腱板が障害されているもの、下肢の影響を受けているもの、、、



そこを評価して、治療するのが今の私の仕事ですね。


その中でも、多く診る肩の内旋制限へのアプローチを考えてみます!


多いですよね!?


頑固な内旋制限がある患者さん、、、しかもなかなか良くならない、、、





そんな時に診るべきポイントは、、、ズバリ、、、、


肩甲下筋です!!!





以外に診ていないセラピストが多いのではないでしょうか!?


うちの若い子は診ていないですね、、、


自分の経験側から言えば、手を後ろに組ませた時、組ませようと下ときに、肩関節の前面に疼痛が出るようならば疑わしいですね。


もしくは、水平外転させた時、させようとした時に、肩関節の前面に疼痛が出る場合も怪しいですね。




その理由として、、、


まず肩甲下筋の走行を考えてみましょう!


カフの中では肩の前面に付着し、烏口上腕靭帯、関節上腕靭帯とも連結し(おそらく、、、)前面の関節包ともつながります。


関節包の前方は厚く、普段は弛緩しています。


しかし、筋からの緊張を受けたり、外傷後に固くなったりすると、内旋時に引き延ばされたりして、前面に疼痛が出るのです。


つまり、肩甲下筋を緩めることにより、連結している靭帯や、関節包も緩む可能性があるということです。


肩甲下筋だけが原因ではなく、小胸筋も原因だったりするのですが、、、、


今回は肩甲下筋へのアプローチを考えてみます!






この様にまずは肩甲下筋をしっかりと触診します。


四指で押圧してもいいです。私は四指で押圧します。


押圧し肩甲下に水平に侵入していき、テンションを感じたら、下方へ圧をかけます。


そして、肩関節は軽度外転、屈曲位で内旋出来るところまで内旋し、筋にストレッチをかけそのまま40秒~60秒待ちましょう。


緩んできたのを感じたら圧をかけたまま、外旋したり、屈曲したりしてみましょう。


出来る範囲で疼痛が出ない範囲で行いましょう。


その後、評価してみると、内旋制限が改善している場合が多いでしょう!!!






ホント言うと、、、治療する前の評価の段階で、肩甲下筋が怪しいのがわかっているべきなのですが、、、


評価が出来ない人は内旋制限に、この方法を試してみるといいのではないでしょうか???




内旋制限をきたす原因はもちろんこれだけではありません。


ここが悪い!


とわかって治療するのと、


ここが悪いんじゃないかな~?


と思って治療するのでは大違いですからね(;´Д`)




治療技術の前に、評価技術がありきです!!!


偉そうな事言っておりますが、、、マジです(=゜ω゜)ノ




補足ですが、ご存知の通り肩甲下筋は上腕骨を内旋させます。


これが、肩こりの原因にもなりえます!


頑固なまき肩の肩こり患者さんに、ここを評価し、この治療を試してみてはいかがでしょうか!?


いい結果が出るかもしれませんよ?( `ー´)ノ






今回は以上です。



最後までお読みくださった、勉強熱心な先生(^^)


ありがとうございます(*^▽^*)






おわり







問診、説明を行う上でのマインドセット2⃣

2015-10-13 22:10:41 | 治療
どうも(^_^)


今日も仕事で、手技に関して新しい発見があり喜んでいます(*´▽`*)


やっぱし、考えるより気づきは臨床の中にあるんだな~と再確認した男です。




昨日の続きです。


問診を行う為に大切だと私が考えることをアウトプットしたいと思います。





まず、、、




立場・関係性を明確にする!!!



これです!


当たり前かとは思うのですがうちの仕事場にはこれができていない先生が多いです、、、



治療家側➡治療のプロ、専門家、医療についての知識がある

患者側➡治してもらう人、知識がない、素人、医療についてよく知らない



先生ー患者


この立場をはっきりとマインドセットしておくべきだと思うのです。


何が言いたいのかというと、、、また当たり前のことを言いますが、、、




患者は友達ではない!!!


患者は神様ではない!!!





まず、なぜ友達ではダメなのか!?


友達から治療費をもらえますか!?ちゃんともらえる人はいいですが、、、


私は、「いいよ、いいよ」と言ってしまい、気前良くなってしまうので、、、


友達ではダメです。


仲良くなりすぎると、、、どちらかがわがままになっていく可能性があります。


予約の変更、キャンセルを平気でする、先生に言われているという意識がないから指導を聞かない。


治療効果の有無により関係性がイマイチに、、、関係を維持するのが大変。


などなど、都合が悪いことがてんこ盛りです。


もし、治療院に友達が来院しても、その中では100%患者さんとして扱うべきです!


当たり前ですが、、、出来ていない先生をよく見かけるので、、、




次に神様では無いということですが、、、


患者さんにご飯を食べさせてもらっている=患者さんは神様


私はこう教えられましたが、、、絶対違うと思います(;´Д`)


神様みたいに扱うと、、、


患者がわがままになる、調子に乗る、礼儀がなくなる、治療に口出しする、、、


自分で医者をやり始める、、、素人のくせに、、、


自分で治す!という意識が低くなり、治してもらう!になってしまう。


その為、治らないのを治療家のせいにし始める、指導を聞かないのに、、、


治療家をなめてかかるから、予約時間に平気で遅れる、無断キャンセル当たり前になる、


それをしても、なんとも思わず、謝りもせずに平気でまた来院する。


まだまだ、あります。個人的にそれでいやな思いもしてきたので、、、





自分は治療のプロ、先生としての威厳を持ち、凛とした態度で治療に望む姿勢が大事です!


決して偉そうにしろと言っている訳ではありません!


患者さんをリラックスさせる為にも、多少のユーモアは必要です。


しかし、そればかりではダメだということです!!!




それに、患者さんが友達や神様になってしまうのは、本気で患者さんに良くなってもらおうという気持ちが無いからではないか???


本気で患者さんの為を思えば、一番良い方法を、一番効率よく患者さんへ提供できなければいけません。


それが出来る関係性が、先生ー患者 なんですね(*‘∀‘)


当たり前ですが、、、


今日は以上です。




つづく








問診、説明を行う上でのマインドセット

2015-10-12 22:56:30 | 治療
どうも(^_^)


本日、子供と恐竜展を観に行き、復元された骨格を眺めながら、、、


「恐竜にも筋膜ラインとかあるのかな❓」「なんで鎖骨が癒合してんだ?」「恐竜にも仙腸関節ってあるのかな?」


とか子供よりも夢中になって観察していた男です(-ω-)/笑





今回は主に問診について考えてみたいと思います!





問診は大切だ!!!


そんなこと学生だって分りますよ(;´Д`)


では、なぜ大切なのか?どうやって行うことが大切なのか?そこを考えてみたいと思います!




まず、私が考える治療の流れは、


来院➡問診➡評価、テスト、検査➡説明➡治療(施術)➡評価、テスト、検査➡説明➡(場合によってはまた治療を繰り返す)➡クロージング➡予約、支払い➡見送


こんな感じですが、、、


赤色の部分が今回考える所です。


ここがなぜ大切なのか???それは、、、


リピートしてもらう為、通って頂くため


これだと思っています!!!


・一回で治せるなら必要ないかもしれません。(私は無理なので、、、)

・患者さんに良くなってもらう為

・患者さんは治療の素人、何も知らない

・治療の専門家の私たちがどうすればいいのかおしえてあげる


そう、患者さんは私たちと違ってどうすればよくなるのか知らないのです。


なぜ、通わなければいけないのか、どんな頻度で治療していけばいいのか、日常どんなことにきをつければいいのか、どれくらいコストがかかるのか、他の治療院ではなく、なぜここに通わなければいけないのか、ETC、、


事細かに、専門用語を使わずに患者さんに解る言葉で、丁寧に教えてあげなければいけないのです。


自分が理解していても、患者さんに伝わっていなければ、患者さんは通院してくれないでしょう。


圧倒的な治療効果を、一回で、しかもコンスタントに全員に発揮できるのであれば話はべつかもしれませんが、





やはり、通ってもらえないと患者さんも良くならないし、治療家側も収益が出ないしで双方にマイナスでしかありません。


しっかり患者さんの情報を引き出し、分析し、それを共有して治療する。


そして、治療結果を分析しその情報、結果を共有して理解する。


理想ですが、そうすれば患者さんも納得して通院するし、治療家側も計画通りに治療をすすめられるのではなかろうか!?


そう考えます。






ではでは、その大切な問診を行う上での、問診の前に、私が必要だと考えるマインドセットについて少しづつアウトプットしていきたいと思います。




つづく



治療の効果を倍増させる!

2015-10-09 23:43:48 | 治療
どうも(^_^)


最近、治療手技の練習のやりすぎで若干、外顆炎気味です(;´Д`)
誰かに治療してもらいたい、、、こんな状態でも奥さんに進んでマッサージをしてあげる、優しい男です!


(明日は飲みに行かなきゃいけないからね、、、(-ω-)ご機嫌とらなきゃ、、、笑)






最近の私の仕事での治療テーマは、、、


「患者さんを感動させれる治療」


これを掲げて日々仕事をがんばっております(*^▽^*)





最近は自分の腕が上がってきた、成長してきていることを少しづつ実感出来ることが多くなってきました。


もちろんまだまだ、未熟者だということは重々承知しております。


私が目標にしている先生方に比べれば象と蟻くらい違います(´・ω・`)




しかしなぜ成長を実感できるかというと、患者さんに感謝される機会が多くなってきているからです。


時には大きい声を上げてビックリするくらい感動してもらえることがあります。


今日もそんなことがあったので記録している次第です。



どうにかしてこの感動させれる治療をコンスタントに誰にでもできるようにしたいと考えていました。


もちろん治療手技のレベルアップは当たり前なのですが、、、


治療効果を倍増させるポイントとなるのが、、、


問診、評価テスト、トーク技術がとても重要になってくるのだと再確認しています。








そんなん当たり前やろが!、、、というあなた!



ホントにわかっているのでしょうか!?


私も解っているつもりで解っていませんでした、、、今も解っているのかどうか、、、





事細かに問診するのはもちろんですが、この時のポイントは、


「いい質問をする!」


これが大事だと思います。患者さんが聞いてほしいことを質問し、共感、理解を示し、


「ということは、、、ここも痛いのではないですか???」


などの未来を先読みした質問を重ねる事によって、


「そうなんです!なんで解るんですか!?('_')」


と、患者さんの信頼度が上がっていきます。



評価、テスト、を行う時にも、


「ここに痛みが出るということは、、、~いう可能性があるので、、、~こうしてみますね。」


という風に行っていることを実況中継するように患者さんに説明しながら行うことで、


なにされるかわからない患者さんの不安な気持ちが少なくなり、


「この先生は丁寧にみてくれる、、、」


と信頼感があがってきます。それと同時に良くなるんじゃないかという期待感も大きくなっていきます。





その気持ちをピークまで持ってきて施術をします。


施術の時にも、


「今ここの筋肉が緩んできましたよ~」


と実況中継してあげます。


そして施術後の効果を確認させると、、、


すっごく喜んでくれます(^^)


イマイチな効果だな、、、と自分では思っても患者さんは喜んでくれることが多いです。





もちろん症状に変化をつけれる最低限の治療技術を持っていることは絶対ですが、、、





これを意識して徹底してやることで、私は患者さんを、


感動させることが少しづつですが増えてきました。



これからもこの技術にもみがきをかけていこうと思います!!!



やっぱり基礎って大事ですね(*´ω`*)




おわり