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30年ほど続いているという、その恒例ライブが先日、広島市内のライブハウスであった。休眠中の隊員は、ことしは見送るつもりでいた。ろくに練習できないし、なにせ、会社に顔を見せない休眠中の身だ。「職場に来んのに、ライブにゃ来とるんか。そのへん、どーなんですかっ」と謝罪会見並みにツッコまれること必定だし。
しかし、年が明けてしばらくして、ギタリストの後輩が「出ませんか」と誘ってくれた。仲間はありがたい。あっさりとOKした。なんだ、オレ、やりたいんじゃん。
バンドはここ数年共演している年齢の近い4人で組み、隊員はドラム。かなりの突貫工事で、言われるがままに王道ロック5曲を仕上げ、本番に臨んだ。演奏の出来はさておき、楽しいステージだった。小学3年の天才ドラマー(!?)の初出演もあり、盛り上がった。
「今日集まっているこどもたちっ。音楽はいいもんだぞ。音楽は楽しいぞ!」。思わず、元カープの野村謙二郎の引退スピーチをパクってしまう。
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どのバンドでも共通するのはズバリ、うまくないとこ。でも、臨む姿勢だけはちゃんとしてるとこ。そして、「オレたち、悪くないじゃん」と自己肯定感だけは人一倍であるとこだ。アラフォー隊員としてここ福富町に来てからも、音楽で何人かの人とつながれた。
話変わって、一年中半袖暮らしのわが小学生の長男は、友達をつくるのが得意でない。まぁ、オトコなんて、できそこない生物だから別にそれでいいじゃんと思うし、本人も気にしていないのだが、学校行事などで息子が友達の輪の外でポツンとしているのを見ると、「おいおい、ちぃとはがんばれや」と思ってしまう。
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なんでもいい。勉強抜き、仕事抜き、損得抜きで夢中になれるものに出合ってくれたらいい。息子にとってはいま、将棋がそれのようだ。