TAKAYAN'S ROOM

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《七匹の大蛇》 第1話 未開の地

2023年03月01日 17時00分00秒 | 七匹の大蛇(完結)
バクランドに足を踏み出した途端、不吉な暗雲が空を覆ってきた。
私の冒険の旅は今まで以上に困難になりそう…

アナランドの地理学者たちもバドゥーバク平原のことを懸命に調べている。
けれど、この土地について詳しいことはわかっていない。
遊牧民と群れを作らず、単独で行動する生き物がいるとはいえ、
バクランドが未開の地であることは確かだった。
この地では、私の味方になってくれる人はいないかもしれない。

それでも私は先へ進まなくてはならない。
小石が散らばる道を行く私の足音が辺りの不気味な静寂を打ち消す。
目に付くのは背後に切り立つ城砦の外壁だけ…
草木も生えていなければ、生き物の姿も見えない。
地平線を遮るような建物も無い。











一時間ほど歩いても、荒涼とした風景には何の変化も見られなかった。
ところが…

 キョキョキョキョ… キョキョキョキョ…

不意に後ろから鳥の鳴き声が聞こえてきた。

 キョキョキョキョ… キョキョキョキョ…

鳴き声は次第に大きくなってくる。私は足を止めた。

 キョキョキョキョ… キョキョキョキョ…

何かが急速に近づいてきている。まさかザメンのバードマン!?
そう思うと、私は戦慄した。

いや、バードマンじゃないわ。
いくら彼らでも、こんな所まで来るとは考えられない。
鴉? 違うわ。あの鋭い声は鴉じゃない。じゃあ、何よ…?

私は相手の正体を見極めようと、後ろを振り返った。
すると、どこから現れたのか、黒い何かが急降下してきた!
私は慌てて身を伏せる。
もう少し遅かったら、鋭い爪に首筋を切り裂かれていたかもしれない。
私は体勢を立て直すと、剣を抜いた。




四羽の夜鷹が私の頭上を旋回している。

マ(私を夕食の材料にでもするつもりなの?)

・武器を構える

・魔法を使う

面倒だから、ここは魔法で…


★ステータス
技量ポイント 10/10  体力ポイント 20/20  運勢ポイント 12/12

★リーブラ召還=可能

★持ち物
剣(ダメージ3)

両刃の剣(攻撃力-1、ダメージ3)

矢6本(銀の矢尻が付いている)
大きな背負い袋
金貨14枚
食料5食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)
ゴブリンの歯×6
ジャイアントの歯×1
火口箱
解毒剤
蛇の指輪

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』
『ゴーレム皮の鍵つ』
『クーガの慈悲とフォーガの誇りで』
眠れぬラムを眠らすためにシャムを探し出すがよい
黄金像の左目が鍵
コメント
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