桃太郎の本来のお話のままでは、小学校の教科書に掲載することができなかったため、1987年に物語が改変された。
もともとは、
「川から流れてきた桃を食べたおじいさんとおばあさんは若返り、元気を取り戻して子作りに励み、桃太郎が生まれました。
桃太郎は鬼が持っている宝物が欲しくて鬼ヶ島へ鬼を退治に行きました
その後、桃太郎は鬼に逆襲され、改心してまじめに働くようになりました」
というお話だった。
桃には昔から不老長寿や若返りの効果があると信じられていた。
また、桃太郎には陰陽道が取り入れられている。
鬼のイメージに、牛のような角と虎柄のパンツがあるが、
これは、十二支の丑寅(うしとら)に対応しており、
十二方位で言えば北東にあたる。
桃太郎の仲間はサルであり、続いて鳥、犬と仲間になっている。
十二支で言えば丑寅(うしとら)の反対側にあるのが申(さる)で、酉戌(とりい)と続く。
丑寅の方角が鬼門、その反対側が裏鬼門と呼ばれている。
香川県高松市に「鬼無(きなし)」という地名があるが、桃太郎が鬼を全員殺して鬼がいなくなったので鬼無という地名になった。
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