詩・機械設計・森林蘇生・猫/POETRY/Machine design

杉山を自然林に戻したい。
黒っぽい杉山を見るたびに子供の頃見た青い自然林を想う。山のことのみならず生活ブログです。

私の陶芸

2012年06月05日 12時23分43秒 | 作り物
陶芸のグループがあって、参加してから7年経った。
第一第三日曜日の午後1時から5時まで。
土代別で月1000円の会費、先生は無し。
ベテランの方々数名に聞きながら自分勝手に、メンバー全員、良く言えば自由に、悪く言えばデタラメに作っている。
3日(日曜)は素焼きで朝から窯焚きだった。
7年間といっても月8時間で、2年半のブランクがあるので腕前などというものは無い。まるきり素人。

机の上で使うための、ひっくりかえらないマグカップを欲しくて、
備前と信楽で探したが、売っているところが一軒も無かった。コーヒーカップや紅茶カップは何故あんなに転びやすい形をしているのか。転ばない形のものが有ってもいいではないか。

倒れにくそうなものは売っている。
難倒品? ハハハ!
基底面積が口の面積よりも大きければいい。
しかし単純に台形断面にすると飲みにくい。
取っ手が邪魔。
やや変形したものになる。
そんなものは売っていない。作って売っても買い手が無いだろう。

そこでそんなら自分で作ろうということで始めたが、作るたびに少しずつ違うものが出来て、まだ完成していない。だから今回の分も同じテーマだ。
机の上で転ばれるとひどく困るのです。
だから私の陶芸はキーボードをコーヒーのこぼれから守るためです。

写真は初期の頃の自作マグです。
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コーヒーカップは倒れない

2007年12月10日 16時32分44秒 | 作り物
3~4年前、信楽に倒れないマグを探しに行った。
町中探したが、1個も無かった。
四国へ帰省する途中、備前の街道沿いにあるお店を全部立ち寄って見たが、
そこにも1個も無かった。
京都で五条通りの陶器市があったので、出かけていって探したが1個も無かった。
そこで
世間に無いのなら自分で作るというのが日本人技術者の習性。
出来たのが写真の如く下膨れの見るからに安定感の有るマグカップ達。
まだフォルムは発展途上だが、使ってみるとなかなかのものである。

かねてより机の周りでコーヒーや生姜湯を飲むのに、コップを倒すとトンでもない事になると懸念していた。キーボードや他の書類、本、資料など汚すわけにいかない物が机上にはたくさんある。
とにかくこれで安心だ。
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小さな旋盤 : モバイル型

2007年12月03日 04時36分59秒 | 作り物
小型旋盤で据え置き型のものは市販品として多数製作され販売されている。
そうではなくて、かねてから思っていたのは、持ち運びが出来て本格的な旋削作業ができるもの、つまりモバイル旋盤である。

モーターの選定は終わった。
オリエンタルモーター社の150W、単層100Vのもの。
主軸と刃物台は設計完了、
チャックはサカイの既製品を採用、約¥20,000- 也。 或いは別途調達、既製品とする。これは精度を必要とするため。
あとは減速部とテーブルだけ、未設計。
心押し台はオプションとして、組立て式とする。
ネジ加工は諦める。最初から考慮していない。
占有空間は 300X300X300(mm)。
箱に入れて 現場に持ち込んで 小さなものならその場で必要な部品を製作出来るようにする。
重量 :20kg 目標。
まだまだ寸法のツメをしなければ。

工作機械の電動工具化という思想である。
このことはもう十数年前から頭にあった。
以前実験機を、離れた工場で組立てて実験しようとしたら、ある部品が寸法不具合で作り直さなければならなかった。手元に小さな旋盤があれば30分もあれば出来たのに、部品を外して持って帰って 発注して削ってもらって また現場に行って取り付けて、都合1週間が無駄になったことがあった。
小さなモバイル旋盤があればいいのにと思ったことだった。
こんなものは趣味家たちの間にも需要があるかもしれない。

モバイル型の長穴開け機も考慮中。
平板にこの機械をどうやって取り付けるかが鍵。
鉄板なら磁石が使えるが、アルミ合金板や銅版、オーステナイトSUS板ではどうするか。
板圧には当然、寸法限界があるだろう。
コンタマシンの電動工具化だ。

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