詩・機械設計・森林蘇生・猫/POETRY/Machine design

杉山を自然林に戻したい。
黒っぽい杉山を見るたびに子供の頃見た青い自然林を想う。山のことのみならず生活ブログです。

50年前の歌

2015年05月28日 17時58分37秒 | 
マンチェスターとリバプール

   Manchester and Liverpool

Manchester and Liverpool
May not seem cities for romantic fools         
Bustling feet and dusty streets
And people living for each day            
But behind the smoke and grind
A great big city's beating heart you'll find
You may roam but it's still home
Although you travel far away

※ A city ,city may not be so very pretty

But to be back,a smokestack
Can be a welcome sight to see
Manchester and Liverpool
So noisy ,busy and so typical
Millions there with hopes and cares          
And happiness their own aim
In New York and Sydney too             
The whole world over, it is just as true

Where you start is in your heart
And there it always will remain

※ Repeat 

Manchester and Liverpool La la la (fade out)
 

  マンチェスターとリバプール

 軽い感じの夢見る人には
 何か人が騒がしく歩いて埃っぽい街並に見えるかもしれない
 そこの人たちはその日その日を生きるだけみたいでも
 工場からの煤煙や退屈な仕事の裏で
 この大きな街の活気ある鼓動に、すぐに気付くでしょう
 だから、その街並みを好きに歩いていいし、ずっと懐かしむ故郷みたい
 もし、遠くに旅しても
 確かに小奇麗で瀟洒な街には見えなくても
 帰るべき街なんだ
 工場の煙突さえ、何か懐かしく見えるはず
  マンチェスターとリバプールは
  騒がしくても賑わいに満ちていて
  ほとんどの人は希望と悩みをそれぞれ抱えて生きている
  幸せを皆、目指して
  ニューヨークでもシドニーも同じ
  世界中、そうなんだろう
  それぞれ自分の住む場所で
  心機一転し、その気持ちはずっと続く

  マンチェスターとリバプールは特に・・・

  ラ、ラ、ラ・・・・

https://www.youtube.com/watch?v=c2glfh8a4Zo
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日本だけで流行った歌で、マンチェスターから旅行でやってきた人はこの歌を知らず、一生懸命憶えようとしていたのが可笑しかった。
50年ほど前の歌。
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Words for the death

2015年05月23日 17時13分47秒 | 世間

「死の恐怖に侵されず 人生を生きろ。」

人の宗教を貶めるな。
誰も、何者をも蔑んではいけない、蔑むことは賢者を愚者へ変えさせ、正しい物の見方を失う。
人の考えを尊重し 己の意見にも人からの尊重を求めよ。
人を愛し満たすべく務め、己に関わる全てのものを祝福せよ。
全ての人へ尊敬を示し、卑屈にはなるな。
人との邂逅、別離の時のために丁寧な振る舞いや敬意の言葉を準備せよ。
長く生き 大切な人々に尽くせ。

朝の目覚めには生きるための食料や生きていることの感謝を知れ。
感謝をする理由が見つからないならば、自分自身の生き方に問題があるのだ。
臨終の際に気高き死の歌を準備せよ。
死に際し恐怖に心を奪われない者となれ。
まだ時間が欲しいと後悔し、異なる人生を生きたいなどと嘆く者になるな。

賛歌を口ずさみ 英雄の帰還するが如く逝け!」
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映画の中で見たという言葉を紹介された。
言葉の並びが良くないので、修正してみた。
こんな言葉は普段から持っていなくてはいけない。

死のうは必定、偲び草に何をしょぞ

人間五十年 
化天のうちをくらぶれば
夢幻のごとくなり
ひとたび生を受け
滅せぬ者のあるべきか
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詩・麦踏み

2015年05月06日 00時37分51秒 | 
久し振りの詩
タローが死んで、その頃作った詩集を急遽タロー追悼に変えて、3年経った。
それいらい詩も文章も書く気がしなくなって、書きたいことが何にも無いようになって、無聊の毎日だった。


「麦踏み」


麦は踏まれて強くなる
春まだ期
北風が吹いて子供たちが下顎を震わせる頃
お爺さんは麦を踏む
地下足袋を履いて
綿入れ半纏を着て
手拭で頬かむりして

若い麦の向日性は
つぶれた茎を立て直すから
お爺さんは麦を踏む
麦は踏まれて強くなる
冷たい風は春への刺激
冷たい刺激が春を呼ぶ
麦の細胞がうごめいて

真冬の風は冷たくて
海を渡って吹いてくる
西の山から吹いてくる
お爺さんは麦を踏む
強くなれよと一歩ずつ
祈りながら麦を踏む
寒さの中で麦を踏む

麦は踏まれて強くなる
踏まれなかった者より強くなる
踏んだ者より強くなる
踏ませた者より強くなる
強くするため麦を踏む
お爺さんは麦を踏む
霜柱に負けないように

幼い麦は知っている
誰にも言われず知っている
やがて湧き起る生命力が自分の奥底に
静かに潜んでいることを
知っている
踏まれて初めて気がつく自分の命の
強さたくましさ頼もしさ
背骨のような茎が自分を成長させ
日光から力を受け取り
根は太くなり地に伸びて
穂先に
たわわな実をつけて熟する日の来ることを
麦は密かに知っている
お爺さんは麦を踏む

鶯はまだ声を出さない
猫柳の芽も顔を出さず
川音も静かに耐えているようで
世間は寒さに鎮まっている
菜の花よ 来い 鶯よ 鳴け
踏まれた麦は命を起こす
踏まれたからこそ命を起こして
    *
北風や踏まるる麦と花を待ち

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