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なんばん往来

2018-01-15 22:18:53 | 桃鉄グルメ

桃鉄の物件紹介。

今回は飯塚の“ラズベリーパイ屋”。

飯塚は白あんまんじゅう屋に続いて二度目の登場。

 

福岡のほぼ中央に位置する物件都市、飯塚。

小倉を起点として九州入口付近になるため、頻繁に通ることになる駅。

 

ラズベリーパイ屋は1,000万円の食品物件。

他の物件も安価なため、飯塚は序盤でも独占可能な都市。

 

飯塚の都市概要は、白あんまんじゅう屋で紹介したので今回は割愛。

江戸時代に作られた長崎街道、その宿場町があった飯塚。

長崎から京や江戸へと運ばれる外国からの品々。

そのなかにあった砂糖が、街道沿いの町に運ばれ、

長崎から小倉を繋ぐ、“シュガーロード”と呼ばれる、お菓子づくりのさかんな場所が誕生する。

 

 

 

飯塚もまたそのひとつで、古くから菓子作りが盛んで今日に至る。

飯塚発祥の菓子舗として、ひよ子や千鳥屋などが挙げられる。

そのなかでも最も新しいのが、さかえ屋

まだ炭坑が盛んだった頃、市内にできた小さな菓子店が発祥で、

今や福岡県内のみならず、お隣の大分県にも店舗を広げている。

 

 

レギュラー商品、ラズベリー

 

福岡県民にとっては、手土産の定番菓子として馴染みがあり、

ブッセやマドレーヌ、フィナンシェなどの洋菓子セットは鉄板の菓子折。

その人気洋菓子のなかに、大人気のパイがある。

パイといっても外側の生地だけで、中はしっとりとしたフィナンシェのような食感。

香ばしいアーモンドの風味のしっとり生地のなかには、ラズベリージャムが入っている。

 

 

レギュラー商品、ブルーベリー

 

バターの香りでサックサクのパイ生地をかじると、

中はふんわりしっとりとした、アーモンド風味の生地。

さらにはフルーティなジャムの味。

この食感と味がウケて、さかえ屋のなかでも特に人気で、

ロングセラーで知名度の高い商品となっている。

それが、なんばん往来

商品名だけでは、どんなお菓子だか判らないが、

桃鉄で“ラズベリーパイ”となっているのは、まぎれもなくこの商品だろう。

 

 

期間限定商品、博多あまおう

 

ラズベリーパイといえど、パイ生地のなかにリンゴとカスタードが入った、

アップルパイのようなものを想像してはいけない。

確かにパイ生地はあるが、先にも書いたとおり、あくまでも外側の生地のみ。

なかはフィナンシェのような、しっとりとした生地なので、

これをラズベリーパイと表記するのは、いかがなものかと思うが、

商品名をそのまま出せないのは、タイアップしていなかったってことだろう。

だからといって、少し変えて出そうにも、“なんばん往来”をうまくは変えられない。

ここは、千鳥饅頭も“白あんまんじゅう”にされていたのと同じかもしれない。

 

 

期間限定商品、八女抹茶

 

パッケージにはポルトガル人と思しき、異国のおじさんの横顔。

その商品名も相まって、鎖国時代に開港していた長崎の雰囲気を醸しだしている。

売り出したばかりのときの昔のCMにも、

長崎で売っていそうな、タバコをふかす異国人の人形が登場していた。

レギュラーフレーバーは、ラズベリーとブルーベリーの二種。

ただし、季節限定のものが一種類あるので、常に三種類のフレーバーがある。

今の時期だと、博多あまおう(いちご)が販売されている。

自分は季節ごと、最寄りのさかえ屋で新味をチェックしている。

 

 

期間限定商品、糸島産甘夏

 

どちらかといえば年配のひと向けな、ひよ子饅頭や、千鳥饅頭と比較して、

子どもや若者にも好んで食べられるような洋菓子、焼菓子が充実しているため、

ファミリー向け、オフィス向けの手土産には、

なんばん往来を含む、さかえ屋の菓子折をチョイスするひとも多い。

 

 

 期間限定商品 和栗

 

現在のラインナップ三種

博多あまおう,ラズベリー,ブルーベリー

 

福岡に居る方で、他県の知人らへの土産として持って行くと喜ばれるはず。

福岡だと、ありふれたお菓子のイメージがあるが、他県のひとにとっては珍しいはず。

他県のひとも福岡旅行の際に、みやげとしてチョイスしてもいいと思う。

ひよ子まんじゅうや、千鳥饅頭、にわかせんぺいなんかは、

福岡のお菓子として割と知られているけれど、

さかえ屋のなんばん往来は、まだまだ全国区ではないので、

こんな美味しいお菓子もあるんだと、喜ばれるはず。

ただ、パッケージのデザインや商品名が、どうしても長崎のイメージが強くなる。

長崎みやげだと勘違いしてしまうひとが多そうだ。

 

食べ終わった後のトレーはミニカー入れにぴったりのサイズ!

※きちんと洗ってから入れるべし。

 

 

なんばん往来 CM集 さかえ屋

自分が小学生の頃に放映されていた懐かしいCM。

この歌、今でも口ずさんでしまう。

 

中ノ森BAND - ラズベリーパイ

ボーカルのAYAKOが、さかえ屋と同じ筑豊地区の田川出身のガールズバンド、

中ノ森BANDのデビューシングル。

タイトルが“ラズベリーパイ”なので載せた。

けっこう歌上手かったし、良い曲を出していたのに数年で解散。

ガールズバンドって長続きしないなあ。

ボーカルの中ノ森文子ちゃん、叔父の孫だったかな、実は遠い親戚にあたる。

 



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