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サンマ

2015-11-27 21:01:13 | 桃鉄グルメ

桃鉄の物件紹介、今回は根室女川の"サンマ漁船団"。

 

根室、桃鉄では北海道の最東端に位置する物件駅。

過去作では物件駅ではなく、カード売り場駅だったと思う。

行き止まりにあるので、狙って行くのは難しい。

 

サンマ漁船団は、4億円の水産物件。

臨時収入もあるので、中盤までには押さえておきたい物件。

 

女川は三陸海岸の南に位置する港町。

過去作では仙台より東は松島が行き止まりで、その先はなかった。

ここも行き止まりになっているので、狙って行くのは難しい。

 

サンマ漁船団は10億円もする高額物件。

だが根室同様、臨時収入ですぐに元が取れるので、やはり早めに抑えておきたい物件だ。

 

秋の味覚を代表する海の幸、サンマ(秋刀魚)。

しいたけ,松茸,栗,サトイモ,さつまいも,リンゴに梨・・・。

実りの山の幸ばかりに目が行きがちだが、

海の幸代表として、サンマははずすことができない。

8月の盆が過ぎた頃には早くも旬のサンマがスーパーに並び始める。

9月~10月の時期が、脂が乗ってもっとも美味しい旬とされるが、

生サンマは春咲き頃まで、店頭に並び続ける。

旬の出始め頃こそ高価だが、それを過ぎると値段も落ち着き、

他の魚と比較してリーズナブルな値段で家計にやさしい魚だ。

 

定番の塩焼き、大根おろしを添えて。

大根おろしを添えても一緒に食べるのは嫌いだったり。

 

サンマの魅力のひとつは、なんといっても調理しやすいこと。

ウロコが細かくて取り除く必要がなく、塩焼きならば内臓もとる必要がない。

さばく手間いらずで、そのままグリルで調理きできる。

脂が乗った旬のサンマの塩焼きは絶品。

頭と背骨,尾ビレ以外は、内臓も小骨もまるごといただく。

だが内臓には、よく赤い寄生虫が居る。

食べても無害らしいのだが気味悪いので、それだけは取り除く。

脂の旨みと、内臓の苦みがブレンドされて、なんともいえない味。

これが新米の炊きたてご飯にまたすごく合う。

いかん・・・文章書きながら、よだれ出てくるな。

個人的に、すだちやかぼすを絞ったりするのはNG。

大根おろしを一緒に食べるのもNG。

サンマはそれだけで白飯じゃ!

 

サンマの塩焼き弁当。

 

筒切りにして、流水でさっと内臓を取り除き、

パン粉をまぶし、そのままオリーブオイルでソテーしてもいいし、

じっくりとムニエルにしてもいい。

イワシ同様、ニンニクやバジルなんかとの相性も悪くないので、

欧風なアレンジをして調理してもいい。

自分はイワシやサバみたく、和風に煮つけにするのはあまり好きじゃない。

 

 

サンマの竜田揚げ。

 

旬の時期にはスーパーでもサンマの握り寿司や刺身も並ぶ。

キラキラ輝く新鮮な身に、どうにも食欲をそそられる。

ただ個人的にサンマは生よりも、調理したものが好き。

でもやっぱりこの時期には、寿司も刺身も堪能してしまうよなあ。

惣菜売り場に行けば、塩焼き調理されたものや、

竜田揚げ、あんかけ揚げなど、うまそうなサンマ料理が並ぶ。

缶詰加工品では、さんまの蒲焼は昔ながらの商品。

甘辛く煮詰められ、骨まで柔らかくなったあれもまた美味い。

 

 

サンマの握り。

炙りや蒲焼など、バリエーションがある。

 

ただ、このサンマ、近年漁獲量が大きく落ち込んでいる。

今年はサンマ漁解禁直後の最初の水揚げ量が過去最低になったという。

サンマは遠洋漁業ではなく、日本の近海で漁が行われる。

回遊魚のため、ベーリング海やオホーツク海から、太平洋側の日本近海に南下してくる。

その時期に、北海道・東北地方を中心に、

太平洋側の沿岸部で秋から冬にかけて盛んに水揚げされるのだが、

近年、その量が激減しているのだ。

 

 

サンマの刺身。

鮮度が落ちると極端に食感も風味も悪くなる。

見切り品は避けて、さばきたてを買いたい。

 

原因ははっきりしており、中国・台湾などによる乱獲だ。

太平洋の公海上で一大漁船団を率いて、

日本でのサンマ漁解禁前にサンマを根こそぎ捕獲してしまうのだ。

そのため、日本に南下してくる絶対数が激減。

サンマ漁に依存していた漁師や漁港、水産関係者は大打撃を受けている。

これはサンマに限ったことではなく、他の水産資源にもいえる。

10年前に、明太子製造メーカーに勤務していたが、

原料のスケトウダラが韓国や北朝鮮,中国の乱獲によって激減。

魚卵が未成熟な若い魚まで根こそぎ獲ってしまうもんだから、

日本近海では本当に枯渇していて、東北・北海道のたらこはまだ国産があるものの、

博多名物の明太子は、ほとんどがアメリカやカナダからの輸入に頼っている状態だった。

 

 

サンマの白子。

茹でてポン酢でいただく。

あまり売られていないんだよな。

 

そんなサンマ、もう旬の時期は過ぎてしまったものの、

スーパーではまだまだ並び続ける。

塩サンマだと通年出回るが、やっぱり生サンマをいただきたい。

十数年前、一躍話題になった、頭を良くするといわれている成分、

ドコサヘキサエン酸(DHA)も豊富に含有。

間もなく受験シーズン到来、受験生よサンマ食えサンマ。

今からだと遅いか。

 

こんな安かったら、つい買ってしまうよな~。

 

さんまの缶詰。

近所のスーパーなど数件で見つけて集めたもの。

中央のマルハの蒲焼が昔から馴染みの商品。

しばらく、おかずには困らないだろう・・・。

 

カミハルムイの酒場では、美味そうなサンマの塩焼きが!

おひつのご飯も美味そうだ。

 

旬の時期、ゲルト海峡で釣ったサンマ。

 



2 コメント

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Unknown (みそぱん)
2015-11-28 21:38:14
自分はサンマを半分くらい食べた辺りから大根おろしを少し乗せて食べる派です。…まあ今年はまだ食べてないんですが

内臓に寄生虫とは…
自分はひらきがメインなのでその辺知らなかったですね。

刺身とか握りはあのコリコリ感とかなんというか、余り好みではないのでサンマは余り口には入れないですかね。
アジが好きもので…

中国の乱獲は観てて恐ろしさを感じますね。5~6船で団を組み、左右の漁船を
盾にしながら光で魚を集め、
(光で引き寄せるのは漁業では基本タブー
根こそぎ採ってくのなんて観てると…
中国政府も大して抑止出来てない(してない)のとかみると多分小学生でも多々思うものがあるんじゃないかとか思ってしまいますね。

ここ半年ログインしてないですな…


きっと冬休み…冬休みには…
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開きってことは一夜干しかな? ()
2015-11-29 01:36:58
みそぱんさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
 
サンマの食べ方に拘りを持つ十代なんて嬉しいじゃないですか!
寄生虫、わりと高い確率で居ます。
こんど食べるとき、はらわたさぐってみてください。
赤いひも状のものがあったらそれがそう。
もう死んでますし、食べても無害ですけどね。
 
刺身は自分も実はあまり好んでは食べないです。
同じ光りものでも、アジやイワシの方が好きですね。
いやアジの刺身が好きっていう十代なんて嬉しいじゃないですか!
 
中国の乱獲、知ってましたか。
ひょっとして授業とかでやってるのかな?
現社とかで教科書に載せて取り扱うレベルの問題ですからね。
200海里水域とか中学で習うと思うので、その延長で学習するのかな?
中国にしろ台湾,韓国、どの政府も抑制どころか、
それを奨励しているように思いますね。
いや日本周辺の水産事情を語れる十代なんて嬉しいじゃないですか!
 
たまにサポで借りてますから、
ちょくちょくログインした方がいいと思いますよ。
スペシャル福引とか。


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