よろず戯言

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菜の花

2012-04-20 01:34:25 | グルメ

2月~4月にかけて、休耕畑や田んぼ、川土手沿いなどで、

鮮やかな黄色の小花をたくさん咲かせ、辺り一面を鮮やかに彩る花、菜の花

だが実は、“菜の花”という植物が存在するわけではない。

アブラナ科の花のことを総称して、“菜の花”と呼ぶ。

そのため、白や紫の菜の花も存在する。

 

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直方市 ふくち山麓はな公園にて 

 

Photo

古賀市にて

 

で、今回は花としての菜の花ではなく、食用としての菜の花の記事。

鑑賞期は今がピークではあるが、食用としての菜の花の旬は過ぎてしまった。

2月~3月頃が旬か、まだ寒い時期から出回りだし、

その鮮やかな緑色とほろ苦い味が春の訪れを感じさせてくれる。

毎年、初物を見つけると必ず購入して春の味を楽しむ。

 

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長崎県平戸産

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開花前のつぼみを葉茎と一緒にいただく。

品種によっては、つぼみ部分ではなく脇芽部分を食す。

サッと茹でて、からし酢味噌でいただくのが一般的だと思うが、

最近では、春限定の具材として、パスタやカレー、テリーヌの具材としても多用されている。

 

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茹ですぎた・・・。

 

茹で加減が難しく、茹で過ぎると柔らか過ぎてドロドロになり、

食感も風味も損なわれてしまう。

ブロッコリーやカリフラワーの感覚で茹でると確実に茹ですぎてしまう。

芯が残るくらい、サッと茹でるのが肝心。

 

で、今年の春、はじめて食べた食材もある。

それが、中国野菜のサイシンと、ブロッコリーを掛け合わせた新野菜。

その名も、“はなっこりー”。

 

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山口産

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山口県で開発された新野菜で、まだまだ流通しておらず、

全国的に知名度も低いと思われる。

ふつうにスーパーで売られていたが、近隣県なので流通しているのかもしれない。

価格はやや高め。

見た目は菜の花にも似ているし、

茎ごと食べるブロッコリー(スティックセニョール)にも似ている。

   

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どう食べようか迷ったが、やはりサッと茹でした。

で、見た目と香りから、どうも からし酢味噌は合いそうになかったので、

マヨネーズでいただいてみた。

うーん、菜の花の特長もあり、ブロッコリーの特長もある。

サイシンという野菜を食べたことがないので判らないが、

菜の花とブロッコリーの中間と捉えていいと思う。

これは色んな料理に使えそうな食材だ。

 

 

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ブロッコリーの茎ごと食べる、小株タイプの品種、スティックセニョール”。

これもブロッコリーと中国野菜の掛け合わせらしい。

 

ともあれ、菜の花は観賞するにも大好きな花。

鮮やかな黄色の小花が、一面に咲いている光景は思わず見とれてしまう。

道ばたにひっそりと咲いている、ひと株だけの菜の花もおつでいい。

 

以下に最近撮った、色々なアブラナ科の花を載せてみる。

 

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チンゲンサイ

 

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ブロッコリー

 

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水菜

 

Photo_4

かつお菜

 

Photo_5

キャベツ

 

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葉ボタン 

 

 

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はなっこりーキャラクター、“はなっこりん

 

 



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