“ママノリア日記

ママノリアの独り言

朝のこと55

2013年05月02日 | アリノママノリアの日々
新しい朝。

一日の始まりは空を見る。



雲のせいか、今日は空が低く感じます。
なんだか手が届きそう。

僕の体に正面と背中があるように、貴方の心に悪魔と天使がいるように、
十円玉に裏と表があるように、僕らの街に都会と田舎があるように、
悲しみと喜びがあるように、
愛と無関心があるように、この世とあの世があるように。

全て裏表、背中合わせ。

それをもっと、立体で感じられないかな。平面じゃなくて。

裏表存在しないものはない。

善と悪でひとつ。
善という概念があるということは、悪という概念があるということ。

それならばどちらも抱きしめて生きて生きたい。
自分の中の悪を抱きしめて。
ひとつ。

喜びを知ることは悲しみを知っているからこそ。

どちらかを深く知れば知るほど、もう片方も深く知るんだね。

どちらかを見捨てない。
よろしくないことを、沢山抱きしめよう。

そんな気持ちの朝。

風が吹いて、吹かれる僕がいて。
小鳥は鳴いて、聞いている僕がいる。

貴方がいて僕がいる。


今日も一日が始まる。
貴方らしくいてね。

またね。