世界の片隅からワンワン叫ぶ!

世界の片隅に住む黒ラブ・メイのブログです。保護犬のカール(ゴールデンレトリバー)は我が家の子になりました。

行列の魔力

2008年01月02日 | 黒ラブの日記

今朝もいつものように、なっちがお寝坊なので、朝のお散歩は10時過ぎでした。
じゃあ、せっかく遅いついでに、自由が丘に初売りを見に行こう!
ということを思いついたらしく、なっちは一人でウキウキです。

11時開店のお店が多いこの商店街に到着したのが10時45分ごろ。
いろんなお店の前に開店待ちのお客さんの行列ができていました。
お店の中には福袋が山積みされているのがガラス越しに見えます。
「へえ~、福袋のために、みんな並んでるんだー」なんて、なっちは全然関係なさそうに
独り言を言いながら、アタシの写真なんか撮ったりして歩いていたくせに、
あるお店(ローラ○シュレイ)のガラス戸の向こうに、巨大な福袋が積まれているのを見たとたん、

「メイ、この行列に並ぶわよ!」と猛ダッシュ。
なっちはアタシを連れたまま、大急ぎで行列の最後尾についたので、
アタシはなっちの前に腰を下ろしました。
やれやれ。
なんだか良く分からないけど、この日影でひと休みっていうことねと思って。

後ろから来たご夫婦がアタシのことを見ているので、ニコニコ顔で尻尾をふったら、
「あらー、この子、ご機嫌さん。まだ赤ちゃんなのね、かわいい~!」
と言いました。

するとなっちが振り向いて、
「いえ、これでも、もう4歳なんですよ。いつまでも赤ちゃんみたいで・・・」
といういつもの会話が展開されています。

 ところが、ちょっと疲れたのでボーっとしている間に、いつの間にかアタシの前に大きなスペースが。
「メイ、行列っていうのは、前の人について動かなきゃ」って言いながら、
なっちは慌ててアタシまたいで前に進み、アタシは取り残される格好になりました。
いつになく真剣ななっち。

知らないもん、そんなルール。
行列なんて、初めてだもん。
アタシには関係ないもん。

お店が開いて、ドドッと人がお店のなかになだれ込み、あっという間に福袋が減っていきます。
アタシを外に置いて、なっちもお店のなかに消えました。

しばらくすると、得意満面で体がすべて隠れそうなほど大きな白い袋を担いで現れたなっち。
あんな大きな荷物、いつもならブーブー言って、すぐにたるさに持たせちゃうはずなのに。
帰りは最短距離の線路際をわき目も降らずに「よいしょ、よいしょ」と言いながら歩いていました。

中に何が入っていたのかな。
匂いをチェックしてみたけど、おいしそうな匂いはしなかったよ。
せっかくなら、食べられる福袋を買って欲しかったなあ。

(以下なっちからの伝言)

福袋(ハッピーバッグというらしい)、ついつい大きさに惹かれて衝動買い。まあまあでした。
1万円で、マルチカバーとクッションカバー、クッションの中身、花柄のマット、
小さなバッグ、小物入れ大小が入っていました。
中には気に入ったものも、あまりそうでもないものも。
やっぱり自分の好きな柄で好きなものだけを選んで買ったほうがよかったかも、
と思うのですが、どうしていつまでも学習できないんだろう?