朝早く、宅急便で届きました。
「あっら~おっきな箱!なにかしら~」
箱を開け始めるとプンプン匂い始めます、香ばしい匂い。
「グランマから…クッキー」その量、何日分…
ということで、コロラドのグランマから送ってきました手作りのパンクッキー?いえ、Ruggela(ラゲラ)です。
一体いつ、作ったんでしょうか…アメリカから送ってくるとは、あっぱれ。
おばあちゃん、もう86…87?歳。
しか~し、とってもお元気。でもヨロヨロしてましてチョイト心配~。
「いつも焦がす、ここんとこ…」とジャムが焦げてます。
甘くてにが~いラゲラ。パンのようなクッキー。
ユダヤのお祭りハスカに作ってましたヤツです。
そのレシピ、メモにタイピングして添えてあります。
あなたも作れと、そういうことですね、ハイはい。
5カップの小麦粉
4ティースプーンのイースト
1/4塩
4個タマゴ
1カップのミルク
1/2塊のクリームチーズ
1/2マーガリンかバター
クランベリージャム(ウォルナッツとレーズン)
これらを混ぜあわせて一晩置きます。
そして生地をのばして三角に切り分け、ヘビのように丸める。ヘビ!ヘビ?
ロールロール…role、roleとあります。で、15分焼く、と。
さすがグランマ!大ざっぱ、aboutですね~
しかし、これがアメリカンだと思ったら大まちがい。
アメリカだって、お菓子には愉快なセンスと装飾美を求めております。
いつか自分、こういったクッキーを絶対作る!と、雑誌レディースホームジャーナルを保管しておきました。
2000年の12月版。
それらのレシピと飾りつけ、梱包いや箱詰めデザインが満載。すんばらしい~。
なかなかアメリカンでしょ? で、ゴウジャスかつgoodセンス(なんだか変な英語になってますね…)
グランマの送ってきた箱代、値札が付いて$4.8とある… 送料は$25か。つまりそれだけで3000円もしてる。
近所のスーパーの袋に、無造作にアルミホイルで包まれた焦げてつぶれたラゲラ。
朝早く焼いたんですね。きっとそれを慌てて送ったんでしょうね。なんだか泣けてきますね。
今日は最高のおやつ、いただいております!