東北旅行行ってきました【その1~平泉・花巻】
【釜石へ】
2日めは花巻から釜石まで車で行き、そこからSLに乗って遠野に行き、また釜石に戻る計画です。ちょっと非合理ですが、SL銀河は土曜は朝10:30 発花巻→釜石間、日曜日は10:55 釜石→花巻への運行が基本だし、車で行くのならいずれどこかで引き返さないといけないので、この方法にしてみました。
そもそも釜石でSLに乗れるとは思ってもみなかったのですが、釜石に行く事が決まってからいろいろ調べてみたらどうもSLに乗れるらしいという事がわかり、指定席を一ヶ月前にJRのサイトから予約してみました。昨年から運行しているようで、当初はかなり指定席ゲットは難しく確実にとるのには小さめの駅に行って10時打ちをしてもらうしかない、というような情報があったのですが、今回はすんなりとネットで予約がとれました。
指定席は遠野までで840円(乗車券も840円)と別に値段も高くないのです。
朝食もホテル紅葉館のバイキングです。和食と洋食がありましたが、朝は和食メインで。しかし朝の7時からややとりすぎた気がします。大人なのに。
花巻から遠野付近は、大きな河がいくつもあって関東付近の山間とは景色が違うな~と感じました。和みます。基本堤防がないし、奥多摩のようにがけっぽくもありません。写真とれてませんが。
【ついにSL銀河とご対面】
釜石に到着しました。なんだかかわいい駅です。SL銀河のデザインがほどこされているようです。
かなりわくわくしてきました。
改札できっぷにスタンプを押してもらうと、記念品のブックマーカーをいただきました。お得感。
おおお~これが蒸気機関車!すでにモクモクと煙が出ていて、暑いのにさらに熱を発していて、なんだか生き物っぽいです。
鉄オタになって写真をとりまくります。暑いです。
車輪付近がやっぱりカッコイイ!
客車は金属板やペイントで銀河の装飾になっています。落ち着いたデザインでSLに合っていると思います。
車内はちょっとレトロな内装に仕立ててあり、かわいいです。ちゃんとエアコン効いてます。
【ついに発車】
定刻になりSL銀河発車。う~ん、なんだか、動きがやっぱり電車とは違います。一定のリズムがあるというか。がんばって蒸気機関車が引いている感じがします。そして遅い。だいたい30km/h~40km/hで走っているようです。その遅さがいいです。景色がちゃんと見えます。「観光」という事を考えたらこの速度ってとても良いんじゃないかなと思いました。
やっぱり先頭車両がいちばんわくわくします。実は蒸気機関車にくっついている車両はディーゼル車で、単体でも走れるそうですが、登坂道などちょっとパワー不足になってしまうところがあるのでこのディーゼル車でアシストしているという事です。だからエアコンも入れられるんですね。
先頭車両動画
走り出すと遠くでいろいろな人が手を振っているのがみえます。出発駅だけじゃなく、途中色々なところで。なんだか嬉しい。バイクで併走しながら手を振っていた方も。SLは昨年夏から往復路で週2日の運行ですが、観光客が時間を合わせて見ている場合もあるかもしれませんが、地元の方も毎週たのしみに見ている人がたくさんいるのですね。
【SLの車内を探検】
宮沢賢治の縁の品などの展示が車両ごとにあります。
指定席に座っていなくてもゆっくりできるところがたくさん。
懐かしの開けにくい窓。
そんなこんなで、2時間ちかくあったのに、あっという間に遠野についてしまいました。
遠野では1時間くらい停車して、点検や整備を行うそうです。見ている間に蒸気機関車だけ前に切り離されていき、下から水を抜いたりしていました。
なかなか手間のかかるものですね。
遠野の駅からちょっと歩いたところで、昼ご飯を食べます。行こうと思っていたお店は日曜なのに閉まっていて残念…なんだか街全体が閑散としているような…
一軒だけあいていたこのお店【伊藤家】はなかなかアタリで、ご当地料理ひっつみ汁&山女が美味しかった。お店も広くて和風なつくりもきれいです。他がみんな閉まっているので
ここに人が集まってお昼を食べていた印象。
遠野はなぜかジンギンスカンが名物らしいので、ダンナはジンギスカン丼を食べていました。
ジンギスカンって北海道じゃないの?と思っていたのですが北海道と関係なくラム肉料理をここで広めた人物がいて、そこからかなり流行ったそうです。
詳細はこのあたりに書いてあります。
→なんで「遠野名物」なの?
北海道同様現在では羊肉はオーストラリア産だそうです。そうですか…
【来内川からSLを見る】
そこから少し歩き、SL銀河が橋の上を走っていくのを見ようという事になりました。
小さい川。
いかにもカッパが出そうな感じです。時間がなくてカッパ淵にはいけませんでしたが、とりあえずこれでカッパ気分は味わえました。
カッパの看板発見。やっぱりカッパの川でした。
ほぼ発車時刻ぴったりに橋のところに着きました。なんかうまく行き過ぎじゃないでしょうか。ほどなく遠野駅のほうから汽笛が聞こえ、SL銀河が走ってきました。
う~んすごい迫力。
(2カメ体制)
実は車両に乗ってしまうとSL部分が動いているのはよく見えないので、こうやって待ち構えて見たほうが動いているところはよく見えます。でもすぐ通り過ぎちゃうから一回しか見えません。難しい。それにしてもSLはほんとうに魅力的でした。また機会があれば乗りたい。
【遠野市立博物館見学、そして南部神社へ】
その後遠野市立博物館へ。
水木しげるの「遠野物語」を映像化したものが見られました。漫画も買って読みたいです。
入り口付近には昨日観た「しし踊り」に似た銅像が。でもちょっと違うのです。どうも岩手県内に色々な形態のしし踊りがあって、衣装や踊り方もすこしずつ違うようです。機会があったら色々なしし踊りを見比べてみたいですね。
そして、遠野市立博物館のすぐ隣にあった南部神社に寄ってみることにしました。
神社だからこのくらいの階段は当たり前です。
境内が見えました。ここまでなら全然余裕。
しかしその先によくみると「本丸館跡→」とか「展望台→」とか書いてあるのです。
そう、これは南部氏鍋倉城跡だったのです。お城跡となればそれなりの登山は覚悟しなくてはいけません。そう簡単に登ってこられたらすぐやられちゃいますから。でもここまで来たのに引き返すわけにはいきません。登ります。
高尾山?
本丸館跡で風に吹かれる。でもものすごく暑い。
展望台はふるさと創生事業で建設。
ちなみに他に誰もいないです。
暑いです。
(つづく)
【釜石へ】
2日めは花巻から釜石まで車で行き、そこからSLに乗って遠野に行き、また釜石に戻る計画です。ちょっと非合理ですが、SL銀河は土曜は朝10:30 発花巻→釜石間、日曜日は10:55 釜石→花巻への運行が基本だし、車で行くのならいずれどこかで引き返さないといけないので、この方法にしてみました。
そもそも釜石でSLに乗れるとは思ってもみなかったのですが、釜石に行く事が決まってからいろいろ調べてみたらどうもSLに乗れるらしいという事がわかり、指定席を一ヶ月前にJRのサイトから予約してみました。昨年から運行しているようで、当初はかなり指定席ゲットは難しく確実にとるのには小さめの駅に行って10時打ちをしてもらうしかない、というような情報があったのですが、今回はすんなりとネットで予約がとれました。
指定席は遠野までで840円(乗車券も840円)と別に値段も高くないのです。
朝食もホテル紅葉館のバイキングです。和食と洋食がありましたが、朝は和食メインで。しかし朝の7時からややとりすぎた気がします。大人なのに。
花巻から遠野付近は、大きな河がいくつもあって関東付近の山間とは景色が違うな~と感じました。和みます。基本堤防がないし、奥多摩のようにがけっぽくもありません。写真とれてませんが。
【ついにSL銀河とご対面】
釜石に到着しました。なんだかかわいい駅です。SL銀河のデザインがほどこされているようです。
かなりわくわくしてきました。
改札できっぷにスタンプを押してもらうと、記念品のブックマーカーをいただきました。お得感。
おおお~これが蒸気機関車!すでにモクモクと煙が出ていて、暑いのにさらに熱を発していて、なんだか生き物っぽいです。
鉄オタになって写真をとりまくります。暑いです。
車輪付近がやっぱりカッコイイ!
客車は金属板やペイントで銀河の装飾になっています。落ち着いたデザインでSLに合っていると思います。
車内はちょっとレトロな内装に仕立ててあり、かわいいです。ちゃんとエアコン効いてます。
【ついに発車】
定刻になりSL銀河発車。う~ん、なんだか、動きがやっぱり電車とは違います。一定のリズムがあるというか。がんばって蒸気機関車が引いている感じがします。そして遅い。だいたい30km/h~40km/hで走っているようです。その遅さがいいです。景色がちゃんと見えます。「観光」という事を考えたらこの速度ってとても良いんじゃないかなと思いました。
やっぱり先頭車両がいちばんわくわくします。実は蒸気機関車にくっついている車両はディーゼル車で、単体でも走れるそうですが、登坂道などちょっとパワー不足になってしまうところがあるのでこのディーゼル車でアシストしているという事です。だからエアコンも入れられるんですね。
先頭車両動画
走り出すと遠くでいろいろな人が手を振っているのがみえます。出発駅だけじゃなく、途中色々なところで。なんだか嬉しい。バイクで併走しながら手を振っていた方も。SLは昨年夏から往復路で週2日の運行ですが、観光客が時間を合わせて見ている場合もあるかもしれませんが、地元の方も毎週たのしみに見ている人がたくさんいるのですね。
【SLの車内を探検】
宮沢賢治の縁の品などの展示が車両ごとにあります。
指定席に座っていなくてもゆっくりできるところがたくさん。
懐かしの開けにくい窓。
そんなこんなで、2時間ちかくあったのに、あっという間に遠野についてしまいました。
遠野では1時間くらい停車して、点検や整備を行うそうです。見ている間に蒸気機関車だけ前に切り離されていき、下から水を抜いたりしていました。
なかなか手間のかかるものですね。
遠野の駅からちょっと歩いたところで、昼ご飯を食べます。行こうと思っていたお店は日曜なのに閉まっていて残念…なんだか街全体が閑散としているような…
一軒だけあいていたこのお店【伊藤家】はなかなかアタリで、ご当地料理ひっつみ汁&山女が美味しかった。お店も広くて和風なつくりもきれいです。他がみんな閉まっているので
ここに人が集まってお昼を食べていた印象。
遠野はなぜかジンギンスカンが名物らしいので、ダンナはジンギスカン丼を食べていました。
ジンギスカンって北海道じゃないの?と思っていたのですが北海道と関係なくラム肉料理をここで広めた人物がいて、そこからかなり流行ったそうです。
詳細はこのあたりに書いてあります。
→なんで「遠野名物」なの?
北海道同様現在では羊肉はオーストラリア産だそうです。そうですか…
【来内川からSLを見る】
そこから少し歩き、SL銀河が橋の上を走っていくのを見ようという事になりました。
小さい川。
いかにもカッパが出そうな感じです。時間がなくてカッパ淵にはいけませんでしたが、とりあえずこれでカッパ気分は味わえました。
カッパの看板発見。やっぱりカッパの川でした。
ほぼ発車時刻ぴったりに橋のところに着きました。なんかうまく行き過ぎじゃないでしょうか。ほどなく遠野駅のほうから汽笛が聞こえ、SL銀河が走ってきました。
う~んすごい迫力。
(2カメ体制)
実は車両に乗ってしまうとSL部分が動いているのはよく見えないので、こうやって待ち構えて見たほうが動いているところはよく見えます。でもすぐ通り過ぎちゃうから一回しか見えません。難しい。それにしてもSLはほんとうに魅力的でした。また機会があれば乗りたい。
【遠野市立博物館見学、そして南部神社へ】
その後遠野市立博物館へ。
水木しげるの「遠野物語」を映像化したものが見られました。漫画も買って読みたいです。
入り口付近には昨日観た「しし踊り」に似た銅像が。でもちょっと違うのです。どうも岩手県内に色々な形態のしし踊りがあって、衣装や踊り方もすこしずつ違うようです。機会があったら色々なしし踊りを見比べてみたいですね。
そして、遠野市立博物館のすぐ隣にあった南部神社に寄ってみることにしました。
神社だからこのくらいの階段は当たり前です。
境内が見えました。ここまでなら全然余裕。
しかしその先によくみると「本丸館跡→」とか「展望台→」とか書いてあるのです。
そう、これは南部氏鍋倉城跡だったのです。お城跡となればそれなりの登山は覚悟しなくてはいけません。そう簡単に登ってこられたらすぐやられちゃいますから。でもここまで来たのに引き返すわけにはいきません。登ります。
高尾山?
本丸館跡で風に吹かれる。でもものすごく暑い。
展望台はふるさと創生事業で建設。
ちなみに他に誰もいないです。
暑いです。
(つづく)
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