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書道 直庵(筆耕所)

ナズナ-ぺんぺん草-

  なずな    星野富弘

 神様が たった一度だけ
 この腕を動かして下さるとしたら
 母の肩をたたかせてもらおう
 風に揺れる
 ぺんぺん草を見ていたら
 そんな日が
 本当に来るような気がした



叶ふならば再一度母の肩たたかんと この草見るにおもふはそのこと 丹人

肩たたく拳にみたる星野氏の詩の哀しさをおもふこの草 丹人



なずな咲く丘を跳ね行く少女等の声ペンペンと弾けては飛ぶ


*画像上:ナズナ 2007.3.3 14:00 野田にて撮影
*画像下:ナズナの丘 2007.3.14 15:00 野田にて撮影

                           

コメント一覧

あかひと
よく見れば
◇ももり媛 おはやふにござる

よく見ればみな美しき春野花  丹人

今 五鳳作品集を眺めゐたる

モゝ栗
三年
柿八年
ユズの
大馬鹿
十八年

共尓
さ久
よ呂
古比

五鳳翁の書の新古典といはるる所以
是 基礎に王羲之の書あり

今世のかな作家 漢字の素養なくして
かなを書くに
線甘くして結体に破綻あり 
日展の賞を得たる高名なる御方の作にしても
鑑賞に値すといえぬは
いとさびし
山口ももり
よく見れば 薺花さく 垣根かな
http://www.geocities.jp/wgwxw444/
この句は誰の句でしょうか??やっぱり日比野五鳳師が作品を残していますね。彼は選句が又、いいんですよね。
桃栗3年,柿8年 柚子の大バカ15年
もの言えば くちびる寒し 秋の風
うろ覚えで間違ってるかもしれませんが・・・
あかひと
◆善人氏 おはやふにござる
「親孝行したきときに親はなし」とふ
まさにさなり
予の今 母に孝行したき気持ち山々なるも
母すでになし
いと哀し いと口惜し いと辛し
あかひと
◆Unknownとあれど ももり媛なる哉
媛 おはやふにござる

嗚呼 
日比野五鳳翁の書に「なずな」ある哉
翁の書の千変萬化なれば
如何なる作なる哉
興味津々のあかひとなり
あかひと
◆hiro-photo氏 おはやふにござる
この丘 畑地なれど
ここ数年
何も耕作せずなれば
草生えて丘をつくりぬ
なずな多くして
間に
ヒメオドリコ草
ホトケノザなどの
ヒョイと顔の出したるもをかし 
あかひと
◆やまちゃん おはやふにござる
>後ろから見ると、とても小さく見えます。
嗚呼 やまちゃんの御母堂様のお姿の見へるが如し

グレープが歌ひし「無縁坂」をおもひ出しぬ

いつかしら
僕よりも
母はちひさくなった
・・・・
母はすべてを暦に刻んで
流してきたのだらふ
苦しさや哀しさも
きっとあったはずなのに
・・・・
偲ぶ
不忍 無縁坂
かみしめるやふな
ささやかな
僕の母の人生
あかひと
◆幽黙氏 おはやふにござる
返歌拝掌
いとうれし ありがたし

巡礼の装束にこの花の色のいと似合ひたる
いとゆかし

酒徒善人
肩たたき
http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/
私もブログを拝読し、母の肩をたたきたいと思いました。
Unknown
よく見れば なずな花さく 垣根かな
だったか???誰の句でしょう。日比野五鳳師が書いてました。なずな・・・いいなあ。自己主張もせずひっそりと・・・でも・・・畑にはびこると・・・根は強く抜けない。人間の勝手ですけど。少女たちの写真を見てそう思いました。
hiro-photo
http://hryphoto.exblog.jp/
こんにちは。
黄色い絨毯と言うのはよく耳にし、管理されているのでしょうか?又見る事もありますが、ナズナの丘・・ここは白い絨毯ですね。
人の手でナズナが管理されているのでしょうか?
足を踏み入れた、女の子達の嬉しそうな表情が印象的ですね。
やまちゃん
母。
http://yamazaki-3.cocolog-nifty.com/blog/
こんばんは、やまちゃんです。
私の母は、昭和7年生まれです。
70半ばですがよく散歩に行きます。
腰が曲がらないようにリュックをしょって歩きます。
とても元気ですが、後ろから見ると、とても小さく見えます。
幽黙
昔日
巡礼の野の道踏み分くその一歩躊躇はせたるぺんぺん草かな

歩いての巡礼のある日の朝
そんな感じでした…
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