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書道 直庵(筆耕所)

相聞-階段-


階段の上で待ってる神様は「そのうち、気が向いたらね」と仰る 乃姫

階段の下で待ちたる蟹様は「そのうち,泡吹ひたらね」と横這ふ 丹人

蟹さんの上で盗ってる猿さんは「そのうち、柿熟れたらね」って意地悪 乃姫

猿さんを下で見上げる鶏さんは「そのうち年暮れたらね」ととびさる 丹人

飛猿を上で高見の黄門さま「そのうち、印籠だしたるで」ってはよ出し! 乃姫

黄門とかけて校門と解く・・・
その心は・・・どちらも「左右に立つものあり!」
校門の下で何やら卒業生「そのうち,同窓会・・・」どうしようかい? 丹人

大阪で同窓会があります
同窓会携帯メルアド交換し「そのうち、連絡するからね」って嘘かい! 乃姫

階段に化け物出るとふ噂あり「そのうち,アドで・・・」出たことはなし 丹人
*予「アドで(後で)と化け物出たことない」ときけり

怪談が嫌いなわけは、信じてて「そのうち、出る><」って思っているから
どうせなら お宝 万馬 宝くじ「そのうち、出る!」って信じていたいw 乃姫

信じ待ち耐へるが愛と説く書ありて「そのうち,コリンと」肩の凝るかも 丹人
*愛の章は 是 新訳聖書「コリント人への手紙」にあり

信じ待ち耐えるのすべてが苦手な吾「そのうち、コロンと」変身する・・・やも 乃姫
*愛は人を変えるそうですから?

愛は鼠もおじいさんとおばあさんも変えるなり!おむすびころりん!!
おむすびの御礼のつづら二つありて「そのうち,一つを!」と鼠は差し出す 丹人

おむすびに愛込めにぎにぎする私「そのうち、変わる」そのうちっていつ~? 乃姫

あかひとニッコリなり^^
むすびては開き手を打ち繰り返し「そのうち,上に!」手はあがるらん 丹人

ニッコリとされたとたんにまさに手が上にあがってお手上げですよw 乃姫

階段を行きつ戻りつ手をかへて「その手を上に」て極む相聞 丹人



一斉に手を上げている土筆かな 奮太

*画像上:神明雷神社(茨城町網掛)の石段 2007.3.31 8:20 撮影
*画像下:藤井川ダム(城里町上入野)の土筆 2007.4.1 16:00 撮影

            

コメント一覧

あかひと

◇乃姫 おはやふにござる

>とても素敵な階段ですね!!
石フェチな私にはたまりません。

嗚呼 さなる哉

>着いてゆくのがやっとの相聞

嗚呼 さなる哉
予には 余裕綽々の姫に見へたり
予こそ姫に引きづられてたどり着きたる

いとうれし
あかひと
うるはしき
◇山桜姫 おはやふにござる

ピンポンと行き交う言の葉脳内の回路駆け抜け立ちつくしんぼ

おお!いつもながらいと麗しき歌なり 土筆も詠み込めれば 感動なり

かへし

ピンポンとブザーは鳴れり なかなかに言は出でぬも心尽くして 
あかひと
群生
◆hiro-photo氏 おはやふにござる
かやふなる土筆の群生を見たるは
予も初めてなり
その風情に言葉もなくただただ見入れば
シャッターを切りたる
いと幸福なる時間なりき
あかひと
丹生
◆幽黙氏 おはやふにござる
嗚呼 さなる哉
予 はじめて知れる
いと嬉し 有難し

丹生山 丹生神社 
あかひと いつか必ず参拝に行かんとぞおぼゆ
あかひと
恐縮なり
◆健じい氏 おはやふにござる

>お名前の奥深さに感じ入ります

おお!
拙者の方こそ恐縮にござる
「丹」の意味の深さをご教授賜りて
いと嬉し 有難し
茲に厚く御礼申し上げ候
あかひと
挨拶のごと
◆dream氏 おはやふにござる

>(^◇^)ワハハ、よくありますね

まさにさなり
「そのうち連絡するからね」
是 連絡したき心あり
 →連続したる心あり
 →今後もよろしくなり 
といふほどの意味と 予とらへたり
つまり
あいさつなり
あかひと
言の葉
◆幽黙氏 おはやふにござる
常に深きコメント頂戴するは いと嬉し 有難し

言葉には・・・言霊 
文字には・・・文字精霊

霊=「いのち」なる哉
言葉 是 文字が先にあらずして音が先なり
声に出してこそ 言葉なり
されば よき響き うつくしき響き 心打つ響き をもしろき響き ずっこける響き 図太き響き・・・
様々なる響きを追究したきとこそおぼゆ 
あかひと
石段のおもひ出
◆善人氏 おはやふにござる
>先人達がどんな思いで登られたのだろうかと・・・

この苔 散る椿の花びら 是 階段上りいく人々への励ましと見る

吉野源三郎「君たちはどう生きるか」(岩波文庫)の中の「石段のおもひで」をふと思い出したり
あかひと
涸沼南岸
◆お父さん おはやふにござる
涸沼南岸 いと閑かなる地なりて
「いこいの村涸沼」にて一泊の夜を過ごし
明けて朝に車を走らせれば通過するに勿体なき風景なり
嗚呼 氏 其地にてかつて仕事したる哉 氏の心にいとつきづきし
のー
http://no123.blog86.fc2.com/
こんばんは。
今回もあかひとさんに着いてゆくのがやっとの相聞、掲載くださりありがとうございます^^
言葉遊びは楽しいですね。
意外な展開になって感心するやら泡を吹くやら(笑)。
それはそうと、とても素敵な階段ですね!!
石フェチな私にはたまりません。

濃苔と積もる花びら だんだんにあつくなる頃 夏がまた来る
山桜
 ピンポンと 行き交う言の葉 脳内の 
     
       回路駆け抜け 立ちつくしんぼ  (山桜)

殿も乃姫も素晴らしいスマッシュの連続ですね!
私の頭脳では付いていけず、ただ立ち尽くすのみです
hiro-photo
http://hryphoto.exblog.jp/
こんにちは。
こんなに多くの土筆、あるところには有るのですね。
多すぎて有難みが半減しそうです。
私はまだ生えている土筆を見たことがありません。
一度見てみたいし、一度撮ってみたいのですが・・・。
幽黙
丹生
普通「にゅう」とか「にう」と呼びますが
神功皇后が出兵の際に船を赤く塗るために
その丹を取ったとされる山が神戸にあって
そこは「丹生山」で「たんじょうさん」と
呼ばせていますね
今は「丹生神社(たんじょうじんじゃ)」が
わずかに残されているだけのハイキング
コースになっています
健じい
朱は水銀鉱石にて朱なる

金のアマルガムなるを丹

にゅうかわなる丹

山師、山野幽谷を巡りて鉱脈を

探索せり

あかひとさん

お名前の奥深さに感じ入ります。
dream
こんばんわ♪
>メルアド交換し「そのうち、連絡するからね」
(^◇^)ワハハ、よくありますね
待てど暮らせど連絡なし。

そのうち何とかします、は、何とかなりませんって
ことですね。
幽黙
言葉
言葉遊びは本当に楽しい
言霊の時代には考えられなかったかもしれないですけれど…
でも言葉で遊べるということは
やはり言葉が生きているということなのでしょうね
現代の言霊たちはどこまで遊び続けるのでしょうか
酒徒善人
石段
http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/
先日の四国でたくさんの石段を見てきました。
この段を、先人達がどんな思いで登られたのだろうかと、
いろんなことを考えてしまいました。
お父さん
なるほど
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/kurata91/index.htm
こんばんは。
あかひとさんの言葉遊びは最高ですね。
言葉をここまであやつれると楽しいでしょうね。

この階段の近くで仕事をしたことがあります。
もう何年も行っていませんが・・・
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