見出し画像

書道 直庵(筆耕所)

散紅葉

あかあかと燃へて身を焼くもみぢ葉の音なく散れる野田の庭かな 丹人

あかあかと もへてみをやく もみぢばの おとなくちれる のだのにわかな





画像に魔臼乗せれば・・・

<

結びては風吹くごとに開きゆく蜘蛛の巣に肩寄せるもみぢ葉 丹人

むすびては かぜふくごとに ひらきゆく くものすにかた よせるもみぢば







役割を終へて地に落つもみぢ葉の静かに指を折りて寝転ぶ 丹人

やくわりを おへてちにおつ もみぢばの しずかにゆびを おりてねころぶ





*画像: 2008.11.17 12:30-12:45 野田庭園(小美玉市)にて




↑        ↑        ↑
芸術人文23位なり 50代27位茨城2位なり 短歌5位なり

引き続きご支援のほど宜敷御願申上候 頓首 再拝

  

コメント一覧

あかひと
皆々様へ ―― かしこみかしこみまふまほす ――
アザミ姫

もみぢ葉の命いとしむさま見ればはかなきものをおもひぬるかな 丹人

姫が御友人の御母堂様の御冥福を
御祈り申し上げる次第に御座候

合掌


幽黙氏

ひとつなる役割終へて新たなる役割あるをおもふうれしさ 丹人

嗚呼 まさにさなり
とめどなく流れてやまぬいのちかな

頓首


田吾作氏

もみぢ葉の数ふるは何?生まれ出でて落ちるがまでのよろこびの数? 丹人

あるひは
これからなすべきことの数?

頓首


奉氏

若くして旅立つ黄泉にうるはしきこと待ちをるとただにおもひて 丹人

氏が御友人の御子息様の御冥福を
御祈り申し上げる次第に御座候

合掌
tomo
こんにちは~!
http://blog.goo.ne.jp/etegami47
アザミさんと一緒~です。
友人のご子息が37歳の若さで、この世を去られ、告別式に参列し いま帰って来た所です。

『役割を終へて地に落つもみぢ葉の静かに指を折りて寝転ぶ』
紅葉を見て単純に綺麗~なんて感激しているtomo…
同じ落ち葉を見ても、感性豊かな方が見られる紅葉は別物なのでしょうか…
幾つになっても、素敵な物を素敵と思える感性を養わなければ…ですね!
今日もクリック!クリック!クリック!
何時も素敵な短歌を有り難うございます。
田吾作
なるほど
確かに役割を終えた葉が指折り数えて寝転んでいますね。

何を数えているのかな?
丹人さんの年を数えているのでしょうね?
それとも冬までの日数かな?


幽黙
地に落ちた葉には
これからまた別の役割が
待っていますね

全然関係ないですが
北海道の産卵を終えた鮭が
アイヌの言葉で
ホッチャレと呼ばれている
というのを読んだ記憶が
なぜだかふっと蘇りました…
アザミ
涙が・・・
最後の写真に添えられた
短歌に涙があふれました。

実は、
先ほど友人(北茨城市立N小学校の教諭)の
お母様が亡くなられたとの連絡を
いただいたところでした。

あかひと様のお歌と、そのお母様の人生が
重なりました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「景」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2025年
2024年
人気記事