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書道 直庵(筆耕所)

帽子


飛ばされし土手の帽子の真白くて主あらはるを待ちてゐるらん 丹人

とばされし どてのぼうしの ましろくて ぬしあらはるを まちてゐるらん








 



*画像:2009. 5.27 12:40 桜川土手(水戸市桜川)にて





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コメント一覧

あかひと
皆々様へ
幽黙氏

われもまた写真撮りつつ八十の詩と優作の顔をふとおもひけり 丹人

いただきし湖面渡に
にむまりとする
あかひとなりき^^

頓首


曾奈姫

小学の教科書おもふ白帽子姫の心の色となるらん 丹人

『白いぼうし』
予は全く記憶になければ
いとさびしくもあるかな

頓首
ソナ
白いぼうし
丹人さま、おばんです。
私は小学校の教科書にあった『白いぼうし』という
童話を思い出しました。
確か、ぼうしの中の蝶々を助けたタクシーの運転手さんのお話だったような記憶があります。

*草なかに主を待ちて白帽子始まる夏の夢を見ながら
幽黙
http://blog.goo.ne.jp/kue-biko/
あぁ

風に吹かれて
飛んで行ってしまった
帽子

母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。

森村誠一の『人間の証明』で引用された
西条八十の詩が
ふっと脳裏に浮かんでしまいました…
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