つもり違ひ 其五 多少
つもり違ひ 其五 多少 多きつもりで少なきもの これ 分別なり 少なきつもりで多きもの...
水仙のおもひ
意のままにならぬが常とおぼゆるも肩を落とせる水仙の花 丹人 沈みゆく陽は花びらに垂線...
雅 雛飾り
みどり髪あをく眼差す姫君の光こぼるるあかきくちびる 丹人 画像に魔臼乗せれば・・・ < ...
千代是意図
君はけふ千代是意図を包む紐に鈴音なりて輪をむすぶまで *画像:頂戴したる(義理)千...
常州国衙-茨城県庁
早咲きの梅 県庁に色を添へ 奮太 白梅のかほりに酔へる国衙かな 奮太 画像に魔臼乗...
増せど減らせど
携帯にゲームにはまる子らを見よ 授業増せるはまるとなれるや 丹人 授業増せば子ら学ぶ...
野田の踊子草
思ひひめ踊子草の青き春 奮太 霜焼けのいたみにたへてくれなひの手を日にかざす踊...
源氏物語 2
帚木(ははきぎ) ・・・ 君は人ひとりの御有様を心のうちに思ひつづけ給ふ これは 足ら...
雨水 仏の座
むらさきの手袋ぬくし仏の座 奮太 けふは雨水なり 日の出の頃の寒さは 未だ厳しきものあ...
霞か雲か
早春の涸沼(ひぬま)にかすむ筑波かな 奮太 けふの午後のことなり 大洗にて所用を済ませ...