三次市の奥田元宋・小由女美術館で開かれている熊田千佳慕の世界展を鑑賞した~この
美術館はいつも好いなあと思う展覧会を催してくれるのだが広島市内から遠いのが難点!!
熊田千佳慕が私が以前、深夜にドキュメンタリー番組で見た90才を過ぎても動植物などを
じっくり観察して描き続けている細密画の画家と一致しなかった。凄く感動した番組だっ
たので印象に残っていたが名前を憶えていなくて会場で絵を見た時にワァーあの時の画家
の人だと気が付いて友人に誘われるまま何となく来たのだが嬉しくてじっくり鑑賞した

列車・バスを乗り継いで三次ワイナリーが見えて来て近くにある美術館前で下車・・・

奥田元宋・小由女美術館外観~



9時30分開館・一番乗り~

ロビー・満月に月が映るという中庭の池( ^ω^)・・・



ファンからファーブルの帽子と似た帽子を贈られたという1989年頃の熊田千佳慕・・・
長年にわたって自然と向き合い続けた熊田は"自然は美しいから美しいのではなく愛するか
ら美しいのだ"という境地に達し98才で亡くなるまで絵筆を握って描き続けたそうです

展示作品は昆虫ヒジリオオフンコロガシの絵から始まった
ふん玉づくりの名人~

ナシ玉のゆりかご・ヒジリオオフンコロガシ~

ふん玉での幼虫時代・ヒジリオオフンコロガシ~

天敵・キンイロオサムシ~

体中の力をこめて・トネリコゼミ~

おそろしい敵・トネリコゼミ~

ざんこくな狩人・ウスバカマキリ~

陽光を浴びて・オオクジャクサン~

ヒナギクのみつ集め・シマコハナバチ~

巣穴の門書・シマコハナバチ~

地下での幼虫時代・シマコハナバチ~

キャベツ畑で・オオモンシロチョウ~

リラの花まつりとキンイロハナムグリ~

バラのゆりかご・ツヤハナムグリ~

恋のセレナーデ・イナカコオロギ~


青空にとぶ宝石・ナナホシテントウ~

クロオオアリ巣から出る~

森のレストラン~

森のジュースに集まる虫たち~

蝶の乱舞~


花にそっくりなカマキリ・ハナカマキリ~

バラにコアアハナムグリ~

香りをたよりに・オオモンシロチョウ~
自然の姿の観察を通して描かれた昆虫や植物がリアルで緻密すぎて溜息をつきながら鑑賞
した。どの作品も素晴らしかったし展示作品の撮影はOKだったので全て撮ってしまった
続きます