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寮管理人の呟き

ママカリ南蛮漬け

コハダと姿が良く似たママカリ。正式名称はサッパでワチとも呼ばれ倉敷市にはこの魚を使った郷土料理がある。ママカリの酢〆を握りにしたものや造り(鮮度がモノを言う)は有名だ。

福山市は倉敷に比較的近いこともあってママカリは馴染みの深い魚である。最も人気のある料理はやはり南蛮漬けだろう。今回は昔のやり方を紹介する。祖母はママカリの内臓を抜かずに頭をつけたまま炭火で素焼きして三杯酢に漬けていた。骨がやわらかくなるまでに2~3日程度要する。

今流行の油で揚げる方法だと漬け込む時間は短縮できるが、魚の持ち味を活かしているとは言いがたい(骨のかたい小鯛などではやってもいいと思うが)。あっさり味のママカリには香味野菜をたっぷりと添える。ニンジン、タマネギ、セロリ、青ネギ(軽く塩をして水気を絞る)を魚と一緒に仕込んでおくとシャキシャキの食感が楽しめる。

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