すぐ そこに居るのに お互い忙しくて 合わない2人
いつでも すぐに会えるのに 会わない2人は 親友
でも 今日はカラスが やけに気になるの タニシ
嫌だな 実家の父は元気かな?
そんな事を考えながら 美容院に久しぶりに行くと
とまったタニシの車の バックミラーに親友が写って見えたの
ちょうど買い物に来たばかりの親友は タニシの背中から 歩いてきてた
クルッと 振り返り 「やっほー」って いうタニシ
「エへへ ミラーに うつったんだよ^^」
親友は ニコニコやってきて 「疲れてるの」って言った
弱音を吐く 親友が珍しく 「どうしたの?」って聞くと
「実家の母が 肺炎で」
「え?何言ってるの? 肺炎って 危ないんだよ」
「そうなの ICUに 入ってるの 危ないかも。。。」
「大丈夫だよ タニシがパワーで きっと治してあげるよ ^^」
親友は事故で 父も亡くしてるのに 母まで逝ったら 可哀想・・・
親友はタニシの母であり タニシは親友の母である
たとえ 会わなくても いつも 支えになってる 二人
お互いを 束縛するでもなく 気を使わず 大切に思う友・・
タニシは すぐさま 神様にお願いした
天国の母にも 「まだ来ちゃダメって言ってあげてね」って お願いした
どうか どうか 奇跡が起きて欲しい・・