こんばんわ。
前に野口健が被災地へタバコを送ったことで話題になりましたが(そのことについてはこちらに記載)、今度はNAでも知られる宮崎駿が現地にタバコを送っているようです。
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気仙沼の漁師にタバコを!宮崎駿監督から被災地へ「意外な贈り物」
スタジオジブリ(東京都小金井市)の宮崎駿監督の「贈り物」が被災地に届けられた。東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県気仙沼市の漁業共同組合に、宮崎監督が集めたタバコが渡されたのだ。東京から届いた意外なプレゼント。海の男たちも「今はタバコがなかなか手に入らないので、ありがたい」と大喜びだった。
物資供給が不十分な被災地では、タバコの入手が難しくなっている。コンビニや駅の売店に行くと「タバコ売り切れ」「入荷未定」といった貼り紙をみかけることが多い。さまざまな支援物資が届く避難所でも、タバコは 嗜好品 死向品ということで配給がないのが通例だ。
ヘビースモーカーとして知られる宮崎監督は「同じスモーカーとして、タバコがないのは辛いだろう」と、タバコ支援を発案。スタジオジブリの社員に呼びかけて、タバコの提供を募った。
集まったタバコは、ピースやラーク、チェリーなど十数種類。なかにはゴールデンバットなど珍しい銘柄もまじっている。それらのタバコ約200箱をもって、ジブリのスタッフが2011年4月8日に気仙沼の漁協を訪問。「漁師さんに渡してください」とタバコを手渡した。
2011年4月11日 ニコニコニュースより
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タバコ、というか「死煙」の支援をした当の本人は「同じスモーカーとして、タバコが無いのは辛いだろう」と、同じニコチン中毒患者としてその禁断症状から開放してやろうと言うのはまだ「嗜好品」だとあくまでも理由付けした野口健よりかはマシかとは思います(この他の理由もあるかもしれませんが)。
しかしスモーカーには同じスモーカーの気持ちは分かってもノンスモーカー(非喫煙者)の気持ち・感覚は分からないようで、タバコを使用することで発生する受動喫煙・三次喫煙で苦しむ子どもや妊婦、お年寄りを含む非喫煙者は無視です。
こちらの記事「も」この愚行を美談としており、やはり弱煙者への影響は書いていません。こうした記事を見て「粋だ」とか「カッコいい」と本質を知らない人が多いようです。その後の影響も含めて書いてほしかったものです。
あと、これを絶賛した人の殆どがタバコを「嗜好品」程度だと思い込んで、タバコの本質を知らないと思います。禁断症状が出るようなタバコは「嗜好品」ではありません。更に死へと追いやるので「死向品」の方が正しいでしょう。
そういえば、現地ではタバコの入手が困難でほぼ「タバコ全廃」状態になっています。以前から「(タバコ税増税などの規制より)タバコの販売を止めるべきだ」と言っている喫煙者がいましたが、そういう人はこの行為に対して「余計な行為だ」と思うどころか絶賛しているのか気になるところです。
☆京都府受動喫煙防止条例の署名をよろしくお願いします!
★無煙環境実現の為にご参加をお願いします!
☆タバコ値上げ賛成署名お願いします!
でわでわm(_ _)m。