タバコってなんですか?

日本のタバコ規制が進まないのは財務省、JT、悪法・たばこ事業法の三悪が元凶です。

岐阜競輪場の分煙は見かけ倒しで禁煙場所でも受動喫煙の被害に遭う

2010-10-23 16:41:51 | タバコのニュース(受動喫煙問題)
こんにちわ。
これは非喫煙者への嫌がらせ?ともとれるような分煙の構図です。
***********************************************************************
岐阜競輪場 喫煙室あるのに分煙にならず

 岐阜市の岐阜競輪場で、分煙のために約160万円かけて設けた喫煙室から、たばこの煙が空調機を通じて観覧席などの禁煙フロアに吹き出していることがわかった。利用者から「分煙になっていない」との苦情があり、同市競輪事業課の担当者は「事実なら改善したい」と話している。(広島敦史)

 同市によると、この喫煙室は、正面スタンド3階の特別観覧席(736席)に8月に設置された。健康増進法に基づく受動喫煙防止の一環で、「健康被害を心配する来場者からの要望が多かったから」だという。3階の東西2カ所に仕切りを設け、その中に灰皿を置いた。

 西側は換気扇と窓から煙が排出されるが、東側の喫煙室は壁の一面が通気口。ここから吸い込まれた空気は4階の空調機で温度が調整され、3階天井にある数十カ所の吹き出し口から吹き出す構造になっている。

 このため、たばこの煙は、約10平方メートルの喫煙室から1千平方メートル以上ある3階全体の客席や車券売り場前の通路にばらまかれており、利用者の1人は「分煙になっていない」と憤っている。朝日新聞が入手した空調図面を見た専門家は「こんな場所に喫煙室を設置すること自体がおかしい」と指摘した。

 しかし、競輪事業課の担当者は「通気口の吸った煙が室内に出ることはない。客からの苦情などもなかった」と反論している。ただ、「事実なら工事しないといけない」とも話し、調査する方針だ。

2010年10月20日 朝日新聞より
***********************************************************************
 岐阜市の担当者は「苦情が無かった」と言っていますが、実際の空調図面や構図を知らなければ誰も気づくわけがなく、苦情などありはしないでしょう。

 それに、実際にこうした問題が構図で無かったにしろ喫煙室の扉を開け閉めすることによる有害物質の漏れによる受動喫煙や、三次喫煙の問題もあるので受動喫煙が解消されているとは言えません。

 というか、屋内の分煙は設置費用にも維持費用にも金がかかってしまうというのもあるので、「事実なら工事しないといけない」ではなく、「事実なら現在の喫煙室は閉鎖、喫煙場所は屋外にしないといけない」に変えるべきでしょう。

 いずれにせよ、分煙を目的として工事したのに分煙が出来ていないのは160万円の税金が無駄になってしまったわけです。こんなだから日本は借金大国になってしまうのです。


★無煙環境実現の為にご参加をお願いします!
全国禁煙推進地方議員連絡会

☆タバコ値上げ賛成署名お願いします!


日本医師会「国民の健康のため たばこ税の増税に賛成します」

でわでわm(_ _)m。


 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ”sin tax”の意味、知ってい... | トップ | 大東市、路上喫煙など22項... »
最新の画像もっと見る

タバコのニュース(受動喫煙問題)」カテゴリの最新記事