
土曜日は平らかに過ぐ半夏生


初蝉や朝刊小説の半ば

暑き夜や絵を描く子の手小止みなく
今日も厳しい暑さの一日だった。
ただ、朝は昨日より幾分暑さがやわらいだ感じだった。
今、朝刊小説が面白い。
木内昇さんの「かたばみ」
クライマックスとも言える、主人公一家の危機(勝手に思う(笑))
ストーリーにのめり込んでるその時、蝉の声。
今年初めて聞く、夏の代表的な鳴き声。
梅雨が短い異常気象のせいで、蝉の初鳴きが遅れてると、二、三日前の新聞にも載っていた。
確かに静かだった。
梅雨が明けたというのに。
それが、今朝やっと。
一度止んで、それから徐々に、大きく長く鳴き出す。
暑い!けど、やっぱりこれが自然。
本日は、「半夏生」
七十二侯、夏至から十一日目。
田植えの終期とされる。
植物の「半夏生」はドクダミ科の多年草。茎上部の葉が、時候の半夏生の頃に、白くなるからその名がある。

(ネット画像)