蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

残暑

2022-08-30 22:50:00 | 日記







       油断する吾にぶり返したる残暑




   要領の悪さ残暑のせいにする




   大残暑炎帝のまだ居座って



















       病み上がりの娘見送る二日月



暑い!
もう暑さは峠を越し、これからは徐々に涼しくなる…なんて甘い考えだった。

朝から暑い。気温がぐんぐん上昇する。
どうやら猛暑日。
外へ出ると、否応なしの日差しの強さにクラクラする。

買い物がある。明日の孫の誕生日の買い物、プラス日常の諸々。

誕生日は、両親と妹の四人で家族水入らずの外食。
したがって本日中に、プレゼントを渡す…。

ところが、細かいところが抜けていた。
バースデイカードを買ってない。
花束も忘れていた!
焦る、けどもう時間がない。

家にある、ちょっと前に買った可愛いイラストのポストカードで間に合わせる。
花も、小さな薔薇を数本買って、これまた家にある小さな花器にオアシスを入れて挿す。
まあまあ可愛い。

急いで夕飯支度をしながら、これをやる。
冷房強め。でもとにかく要領が悪いのだ。
料理は苦手、一年毎に手際も、手順も(同じか?)悪くなってる。

このさばけぬ夕飯つくりの合間に、カードにメッセージを書き、薔薇を挿し…

(プレゼントは、孫が今一番好きなお店の、ジーンズとカーディガン。可愛く包装して赤いリボンをつけてもらった。)

もう時間ギリギリ。
写メなんか撮ってる暇なく、夕飯弁当と、プレゼントを車に乗せて孫達の元へ。

日がだいぶ短くなった。 
運転が一番しにくい、夕日が眩しい時間帯。

それでも、孫達の笑顔とありがとう!で、安堵して帰る事ができる。

帰りは、夕日を背にする。
助手席のサイドミラーに西日が映り込み、結構眩しい。でも「絵」になる〜
これ写メ撮りたい!(笑)
危険だし、急いで帰らなければ、なので撮らない。

帰宅して暫くして、じじばばの夕飯。
食べ終えた頃、大体、娘が帰ってくるのだが、本日はちょっと遅い。
電車通勤の娘、毎朝じじばばの家に、車を置いて、すぐ近くの駅まで徒歩、なのだが、昨日から、コロナ明けの出社。
案じていた通り、かなり辛そう。

元々喘息持ちの身、まだ咳が残り、夜は眠れないという。
後遺症が侮れないこの病気。

私と違い、3キロ痩せたと言う。
職場の皆から、昨日は「きつかったろう?」「随分萎んだねぇ」🥶「無理しないで」と暖かい言葉が嬉しかったと精神的には安心したようだが、今日は殊更、体がしんどいという。

このウィルス、謎が多くてまだまだ真実がわからない。

ワクチンはしてもしなくても、かかる。一度かかっても安心できない。ウィルスは一部体内に残り、再発する可能性もあるとか… 。

何という厄介な病気。
免疫力を高めるのが、一番の予防というが、日々変異を続けるウィルスに対抗するのは。

早く、安全で効果が期待できるワクチン、治療薬はできないものだろうか。
日本は、優秀な医療先進国ではなかったのか?

力なく、じゃ帰るね、と車に乗り込む娘。

暗くなってきた西空に、細い月がくっきりと美しい。

来月の10日は早や中秋の名月である。








コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする