
冬温し三割引のシクラメン

雨止むを待つミスド十一月果つ

美声とは言えぬ冬鴉の憐れ
気持ちが悪くなるほどの、暖かな一日。
ほぼ一日中雨日和だったが、気温が下がる事はなかった。
雨のショッピングモールで、夕飯材料などを買い、花売り場で、格安になってるシクラメンを、ゲット。(最後のひと鉢だった。😬✨)
雨が止むといいなぁと、(天気はあまり関係なく、よく道草くうけど。😂)フードコートの、ミスドでお茶。
お日様が出ない、一日鉛色の空は滅入る。
暖かいのは、実はありがたい。
どうやら、この雨の後は、本格的に寒くなるらしい。
風が少し出てきた夕方。
孫たちへの、夕飯届け…少しでも早くしたいところ。(暗くなっての運転は、ますます苦手になってる。)
無事に届け、一息入れる。
もう真っ暗だが。
一週間ほど前だろうか、
なんだか思い出したこと。
この辺りは鴉が多い。
我が家の真上を、集団で朝、夕飛んでいく。
朝は、北(北西かな?)から南へ。
夕方は、逆に南から北方面へ。
ところがその日の夕方、一羽の鴉が逆方向に向かって、南へ飛んでいく。
少し小さな体。こどもかな?
鴉の子は、春の季語。
春しか繁殖しないのだろうか。
よくわからないけど、その姿は、まだ幼い鴉が、母親を探しているように見えた。
鳴き声が、普通と違う。
弱弱しくて、しゃがれ声じゃない。
おびえているような不安そうな、甘えているような、やっぱり子どもとしか思えない。
見えなくなるまで空を眺めていた。
あの鴉は、お母さんに会えたかな?などと思いだしてる、まだ雨が降り続く、生暖かい夜の事。