蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

濁暑

2024-07-17 21:40:00 | 日記












       陽をはじく 夏草の丈 風の丈






 




















       蝉時雨止む やさし風 通り過ぐ









































       飛行機雲 ぐにゃり曲がりて 濁暑なり



































       梅雨の月 雲抜け出でて 涼しかり






〈濁暑〉
梅雨の終わり頃の湿度の高い蒸し暑さ。
陰暦六月(新歴では6月下旬から8月上旬)の異称。
梅雨の湿気を帯びた大地に、強い日差しが照り付け蒸し暑くなる頃。という意味。

今日はまさにそんな天気だった。
この2、3日、涼しかったせいで余計に堪える暑さとなった。

梅雨明けした?と夫に聞く。
「いやまだ。週末、もしかしたら週開けかも。」

スマホの週間予報を見てあーなるほど。
週開け以降の真っ赤が恐怖。








それでも、いつも通り昼食後には買い物へ。

小高い場所のこちらのスーパー。
裏手の花壇を、ちょっとだけ散策。暑いからさっさと。

鬼百合が目立つ。
紫陽花はもう終わりかな。
紫色の花とピンクの小さな花。桔梗が一輪!
あとは草ばかり。
我が家の庭とは比較にならない(笑)けど草が圧倒的。

暑い日差しに耐えてるよう。
緑色が綺麗だなぁと思う。

それでも、ここは少し小高いからか、時々涼しい風が来る。
蝉時雨も、一旦止んだ。

空を見上げると、面白い雲がいっぱい。
今日の飛行機雲は、曲がってるものが多い。

珍しく綾雲も見つけた。
あまりはっきりした色ではなかったけど。
綺麗だなぁとしばし眺め、暑さに負けて急いでスーパーの店内へ飛び込む。(笑)

夕方、久しぶりのお月さま。
雲間から出れば、煌々と輝き、梅雨の月、というより夏の月、と思った。






コメント
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