蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

冬の夜は

2024-12-10 13:45:00 | 日記












       冬夕焼 青信号に 変わるまで

















       しんしんと 霜夜 長電話の予感




   話尽きぬ 昭和の姉妹 冬北斗



















       「御身大事」と妹(いも)に言う姉 冬紅葉















孫たちに夕飯を届ける道は、いつも夕陽に向かって行く。
5時前の入日は、真正面にあり眩しくて運転が怖い季節を過ぎ、今はかなり南に寄っている。
冬至を境に、また少しづつ少しづつ北へ移動する。
日の短さも、まだその日までは更新中というところかな。
(ここで思い出したけど、実際の日の入り、昼間の時間の短さは、冬至よりもずっと早いそう。つまり今頃なのかも。)

美しい夕陽を、赤信号の時車の中からカシャッと。
すぐに青に変わって大慌て😅💦

無事に届け、帰宅し夕飯を食べ終えた頃、妹からLINEが入った。

妹と電話をすることは、今はほとんどなく、大体はLINEで済ます。
高校教師を無事勤め上げ、現在は大学の臨時講師などを定期的にしている。

子どもの頃から、勤勉で努力を惜しまない。
勉強もスポーツも、ありとあらゆる場面で常にストイックに取り組む。

今年も、去年に続き青梅マラソンに出場を決めている。

若い頃、いや子ども時代から勉強もスポーツも、いつもてっぺんの人(若干大袈裟かつ身内贔屓👵)
私と違い、優秀な頭脳、運動神経それプラス日々精進する。
無敵である。
故に…の悩み、というかそんなはずない…という「電話」での諸々相談、であった。

去年か、もう少し前だったか
青梅マラソンの前、酷い頭痛で病院で診察、結果脳の血管に異常あり。
医師の安静に生活を無視する形で、そのまま青梅マラソン出場。
そして良い結果も出す。
翌年は更に上を目指す。

少しでも記録が落ちるのは、自分自身を許せない。

ちなみに、青梅マラソンの一般出場者、女子の部は六十歳代が最年長とのこと。
我が妹は、今年69歳。

六十歳前半の若い女性に負けたくない(とは本人は言わないけど)
負けるのは嫌なのだ。
そして、これまで何十年も自分を鍛えてきた、という自負。
鍛えてるんだから、衰えるわけがない!

妹の今現在の体調の変化、ことに腰や膝のふとした異変、朝一番の腰の酷い痛み。

私より深刻だと思った。
鍛えてきたは、イコール身体を酷使し言い換えれば虐め、骨や筋肉、内臓も脳ももう勘弁して、と言ってる。と思った。

若い時活躍した、スポーツ選手って寿命短いよね?
それは片時も休まず、練習を重ね努力し、日々精進した結果でしょう?
その栄光は素晴らしいし、その生き方は尊敬するけど…
大病に繋がりかねない。

身体は大事。
もう自分の体を労ってあげるべきなんじゃないの。
ご苦労様、頑張ってくれてありがとう。
ってさ。
随分頑張ってきちんと結果も出して、私たち兄弟の誇りではあるけど。

私の失敗から(腰痛の病院選び)学んだことを言うと、信頼できる優秀な医師の居る病院で診察する。だね。
生活習慣の改善やストレッチ、毎日のジョギングなど、正しい方法を教えてもらう為にも。
(毎日鍛えるは、当然の妹🥶)


9時50分から11時40分まで喋り続けた姉妹。

「最近早く寝ているみたいね。
ごめん、遅くまで付き合わせて。」
いやいやなんの。
こちらもなんだかんだよく喋った(笑)

そして、これまでこの妹に、なにかれ世話になった事。
ここには書ききれないけど。
時に母のように、姉である私を心配し、物理的にも、精神的にも随分助けてくれた、実力ある妹。
いつかきちんとお礼を言いたいと思う。


身体を大事にして。
優しい夫や可愛い息子たちの為にも、健康で長生きしなけりゃね。と願った。




コメント (4)
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