蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

元日

2023-01-01 22:46:00 | 日記










       初暦矢の如く行く日々をふと













       しづかなる元日鷺と同じ気持ち













       初御空月に祈ること少し






(写真を撮る暇もなく(笑)一番似ているこちら、google写真からお借りしました。)









       いつからかわたくし流となる雑煮



















       書初めの手本というて先ず名前






私の部屋のカレンダー、小さいものだけど、イラストが好みで、年末に買ったもの。
表紙の絵の色も好き。一月はこのまま行こうかと思うくらい。(笑)
剥がす前に見つめる。
これまでのこと、これからの一年。

元旦に、こんなに穏やかな気持ちになった事はない。

夫は、朝寝坊の妻を起こしもせず、待っていた。
ようやく起きて来た私と、神棚に火とお神酒をあげて、柏手を打ち手を合わす。

お神酒を頂き、数の子とお雑煮だけの朝食。

10時半に、義弟(すぐ下の夫の弟)夫婦が訪れる。
仏さま参りだけで帰るという。
お義母さん(妻の母)の体調が悪く気掛かりなので、と。

それでも、コーヒーを出せば、話は弾む。
夫は弟と、私は義妹と話は尽きない。

一時間程で帰って行く義弟夫婦を見送り、空を見上げる。
川を挟んだ家の屋根に白鷺が一羽。一向に身動きしない。
見つめる先はなんだろう。

静かな元日になりそう。こんな日が来るとは、こんな元日を望んでいた。
なんと穏やかな、
この気持ちを持ち続けたい。

月に祈ったのは、ぼんやりしたもの。祈るというか心を空にする…が近いけど。

午後からの義弟夫婦(一番下の弟)では、お昼ご飯を共にする。
ギリギリで予約できた、お寿司屋さんの鉢盛り。
義弟たちは、お参りだけで帰るつもりだったと恐縮しながらの、四人だけの会食。

よく喋り、よく笑い、よく食べ
二時間程滞在して、帰って行った。
ちょうど、娘からLINEが入り、六時半頃になるけどいい?

ちょうど良い時間。
何が食べたい?と孫娘に聞き、買い物へ出かけた。
まあまあ飲んでる夫も付いて行くという。

あらかたの買い物を済ませ、コンビニにも寄る。いつもの癖(笑)

夫は、車内でほとんどうたた寝。

夜、元気に「おめでとうございますー!今年も宜しく〜ことよろ〜!」と玄関で孫達が叫ぶ。
(笑)
わいわいとささやかな元日の夕食。大したご馳走はないけど、ばあばのお雑煮が食べたいという、娘と孫。

こちらのお雑煮は、鶏肉とスルメと昆布の醤油仕立て。
丸餅は焼かず。
蒲鉾とかつお菜をのせ…
だがいつの頃からか、スルメ昆布は排除(笑)しょっぱ過ぎる。
かつお菜も独特で、子どもは苦手。でネギたっぷり。餅は焼く。
(写真は、お借りしたものなのでかつお菜かと思う。🙇‍♀️)

写真はほとんど撮れなかった一日だが、食べ散らかした食卓の一部と、宿題の書道をはじめた孫たちを唯一。

和やかな元日、それでも娘一家が帰った後は、眠気が襲う。(笑)

皆の安泰と幸福を願って。






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