蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

水の秋

2024-10-06 21:36:00 | 日記
















       侘び寂びの 風情なりけり 実紫

























       川面わたり 白粉花を 揺らす風






















       道の辺の 小花挿す夕 水の秋





この夏の酷暑は、花たちにとっても試練の夏。いつもとは違う経過を辿らざるを得なかった、と思われる。

我が家の小紫(長いこと、紫式部と思っていたけど、よく観察した結果、小紫であると判明。)真夏に早くも、紫色に変わりつつあると思っていたが、葉っぱの枯れが気になっていた。
容赦ない強い日差しと、雨不足が原因らしい。
それでも白い実と薄紫の実、割と濃い紫の実のコラボは、それなり楽しくて、秋が深まれば全部が、艶々の濃紫になるもの、と思っていた。

雨が降ったりやんだりの、日が二日間、あっと気づいたら、ほぼ実が落ちてしまっていた。

残った実と葉っぱの哀れ…
とりあえずスマホで写真を撮る。

あらら、なんか渋くて良い感じ。
写真と実物は、少し違うのだが。
とにかく写真のは、秋を感じる。
少し寂しげだけど美しい。
(実物は、今日はもうほとんど実は落ちてしまった。)

来年は、肥料もたっぷり、きちんと手入れをと、夫に頼む。

今日日曜は、32度の真夏日。
蒸し暑さがぶり返した。

孫と久しぶりに、モールへ出向いたけど、二人ともなんとなく元気なく、孫の用事とスタバだけで、帰宅。













スタバの新作も、孫曰く「なんか思ってたのと違う。」
((笑)なんだかプラネタリウムの時と同じ感想。(笑))

ばあばの、なかなか元に戻らぬ体調に引きづられているみたいで、ちょっと可哀想なのだが。

やはり早めに、マンションへ送る。

夜から雨の予報、明日は1日雨らしい。

少しだけ散歩しようと、裏の川沿いの小道をゆっくり歩く。

黄色とピンクの白粉花がいっぱい咲いてる。
川面のさざなみが綺麗。
風がいくらか涼しくなった。

ふと、思い出す。
孫たちが小さかった頃、近くを散歩すると必ず、いろいろな野の花を詰んで帰って来たなぁと。

私も詰んでみようかな。
ところがいざ探してみると、そうそう野の花はない。
猫じゃらしと、あと名前も知らぬ花

大して歩きもせず、帰宅した。

孫の真似をして、小瓶に挿してみる。
案外可愛くて良いかも。

時々こんなふうに、野の小花を飾るのもいいね、と思った。






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