蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

冬隣

2023-10-22 01:34:00 | 日記















       古び塀 彩を添えたる 蔦紅葉
















       満天の星仰ぐ つと 流れ星


   流星に 心を満たす 眠りかな


   カシオペア 高きにみつけ 冬隣



この頃、孫はよく歩きたがる。
書道教室を終え、夕飯まで、だいぶ時間がある。
「歩こうよ。」目的地は特にない。
じゃあ、一時間ね、と歩き出す。
途中、咲いてる花など撮ろうと思っていたけど、案外見つからない。
それでも、おしゃべりしながら、綺麗な夕月や、真っ赤な夕日を見ながら歩くのは気持ちよい。

一昨日あたりから、急に寒くなった。
孫は、早くもダウンベストを着て書道教室へ出かけて行った。
ウォーキングの時は、さすがに脱いで、「あー風が気持ち良いね!」
今日は、夕飯支度前までと決めていたので、寄り道やら買い食い(笑)もなし。
7,000歩に少し足りなかった。

夕飯が済み、録画を観てたら急に、ばあば 星見ようよ。と言う。
良いけど寒くない?
もう入浴も終えてる。湯冷めが気になる。
そのくらい寒くなってきた。
時計を見れば、11時少し前。
じゃ、ちょっとだけね。
と、勝手口からサンダルばきで、庭に出る。
久しぶりに夜空を見る。
もうこんなに星が輝いているとは。
孫も「うわー、綺麗!」と叫ぶ。
あんまり大きな声で喋っちゃダメ。お隣さんやじいじに聞こえる。怒られちゃうよ。と。

突然、あっ流れ星!と孫。
ほぼ真上の空。南から北へあっという間に流れ消えた。

孫は、興奮気味に、初めて見た!流れ星!
そして
願い事なんて言う暇ないよね。
と苦笑い。

秋の星座は、よくわからない。
カシオペアだけが、はっきり確認。北の空高く…昴は、見えそうで見えなかった。
同じく北斗七星も、この時期低くてよく確認出来ず。
オリオン座も、まだこの時間では見えない。

でももうこんな季節になったんだ、と思う。
秋は、足早に過ぎる。

孫は、流れ星の興奮冷めやらずだったが、床につけば、間も無く寝息を立てる。
バンザイしてるみたいな手を布団の中へ入れる。
暖かい手。
楽しい夢を見るといいね。

夜空の写真は、スマホでは無理。
イラストは、昔弟が、描いたものを、色を少し変えて載せた。(弟には無断で🙇‍♀️)




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2 コメント

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Unknown (りたいあまん)
2023-10-22 10:00:33
晩秋のレポート読ませて
いただきました。
素敵です。
冬はもう隣まで来ているんですか?
楽しい日曜日となりますように。
返信する
Unknown (Unknown)
2023-10-22 11:02:19
りたいあまんさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

冬隣、冬近し。
晩秋の季語ですね。
朝晩の冷え込み、特にここ二、三日は早くも
冬を思わせるほど。(昨夜は毛布を出しました〜)

暑い暑いと騒いだ夏でしたが、冬の寒さも
凄く苦手。
でも週間予報は、最高気温24〜23度がならんでます。
ちょっと胸を撫で下ろし🫢

秋がゆっくりゆっくりしていってくれる
のをのぞみ😌
散策したり空の美しさを堪能したいですね。

りたいあまんさんも楽しい日曜日をお過ごしください。✨
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