蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

夕端居

2023-06-08 01:30:00 | 日記















       紫陽花の 色さだまりし 庭夕べ























       夕端居 ぼぉっと生きて 七十年















       星涼し 夜を徹して 鳴く蛙





紫陽花以外は、俳句とは全く関係ない写真。
獅子唐の白い花と、ストケシア。
元々、「写真俳句」は難しすぎて、手は出せない。
私のは、スマホで撮った写真をほぼそのまんま、五七五にしたり、その日の思いを、俳句仕立てにするためのイメージとして使う。

それにしても、今日のは、あまりに無関係💦
写真と俳句は、一句目を除き、無関係であります。

火曜日の朝、義母の入院する病院の主治医から連絡があり、「容態がかなり悪い。肺に水が溜まり、処置はするものの、いつ急変するかわからない。
ご家族は、今のうちに面会をしてください。」

日曜に、夫と面会した時の義母は、一週間前の時と比べると、少し意識レベルは下がった感じはしていたけれど。

面会は、予約は取らなくてよいですとのこと。
一日、二人だけ、10分間の面会だけど、いつでも面会してください、とのことだった。

義弟二人は、それぞれ、妻あるいは子どもと、面会をしたようだ。

私は、本日、洗濯物を届け、その時に、面会できるか尋ねた。
ナースステーションで、看護師さんたちが相談しているよう。
よいですよ。と面会カードに、署名、続柄、体温などを記入して、看護師さんに案内され、義母の部屋へ。
今までの部屋の、向かいの病室へ移された義母。
顔がまた小さくなった気がする。
「おかあさん。」と何度か呼ぶ。最初の時のように、はい、と言ってくれない。
目も閉じたまま。
それでも、私の喋りに、二、三度頷く。
あくびを3回。
眠いの?には答えず、小さな寝息を立て始めた。
熱もなく、血圧も正常。
ただ、昨日一昨日は、脈も弱く呼吸も浅かった為、緊急に連絡をしたそうだ。

少し持ち直した感じで、少し安堵する。
帰りがけ、土曜日、娘と二人で面会をしたいのですが。とナースステーションで聞いてみた。
13時45分しか、空いてないので、そこで予約とりますね、とおっしゃる。

(昨日の、夫の話では、もう予約なしで、時間もいつでも結構です。だったはず…。)

帰宅して、夫に告げると、「そりゃ、おかしいね、いつでも会ってください、って主治医が言ったのに。」
ただ、今日の義母の様子、私のお喋りに頷いた、には、驚いた様子で、
「昨日は、全く反応がなくて、目は閉じたまま、口は開けたままだった。いよいよ時間の問題かな…と思ったけど。」

良かったり悪かったり、こんなふうな日々が続くのだろう。

頭の隅、心の何処かにいつも不安が住み付いて、鬱々と過ごす毎日。

(私の実の弟は、母と伯母をたった一人で、看取った。
数ヶ月、さぞかし不安であったろう。その労苦は計り知れない。
今更ながら、どれだけ辛かったか。)

私はその点、夫に任せられる事も多々ある。
いつもの生活も、出来る限りして、趣味の俳句も少しはして…。

時々無性に悲しくなったり、不安に押しつぶされそうになったりするのだが。

夫は、それでも、地区の区長としてのスタンスは最優先。
飲み会も欠かさない。ちょっと達観してるなぁと感じるけど。

案外それが、お互い、平常心を保っていられる要因なのかもしれない。




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4 コメント

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Unknown (naotomo3451)
2023-06-08 17:55:42
こんばんは。ご心配ですね。でも本当に日々をきちんと生きていく事がお母様の為にもご家族にも、一番なのかなと思います。皆様ご自愛下さいませ。 なおとも
返信する
Unknown (Unknown)
2023-06-08 19:25:29
なおともさん、こんばんは。

ご心配をありがとうございます。

こんな内輪の事は、如何なものかとは
思いましたが、ずっと重たい気分でしたので、 
書いてしまいました。

なおともさんのおっしゃるように、
毎日をきちんと、出来るだけ悔いのないよう
やっていけたら、と思います。
優しいコメント、感謝いたします🙇‍♀️
返信する
Unknown (まかろん)
2023-06-08 20:00:10
辛いですね。
ここで気持ちを吐き出したいなら、いくらでも
なさってくださいね。

星涼し、って美しいですね。
七夕を連想します。

言葉って不思議ですね。
常にないような組み合わせで、元の言葉を超えて
世界の不思議を描き出せる。

魔法のようで、だから私は言葉が好きです。


どうぞ悔いのないようにお過ごしください。
たんぽぽさんの言葉がたんぽぽさんを
慰めてくれますように。
返信する
Unknown (Unknown)
2023-06-08 20:53:27
まかろんさん、こんばんは。
 
優しいなぁ、まかろんさんは。

そして、やっぱり「言葉のプロ」で
いらっしゃる。
星涼し…素敵な季語ですよね。
夏の星の中でも、一番好きな言葉です。
七夕、連想しますね。
まかろんさんのイマジネーション力の、
確かさ豊かさ。
やはり、物書きをされる方は、凄いです。

(二つの塔の物語〜13は、怖いくらいの
迫力です。映像が迫りほんとに怖い💦
こんなところで、感想を書いてスミマセン🙇‍♀️)

自分の拙い五七五で、自分を慰める。
なんか良いですね。
頑張ってみます。
まかろんさん、ありがとう😊✨
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