蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

たんぽぽの話

2024-06-04 22:46:00 | 日記































       抜かずおく 外来種とて たんぽぽは



















       本日も 佳句は浮かばず 青葉風















ちょっと時期外れなのだが、たんぽぽの事を。

先週、小6の孫が、「たんぽぽって日本の花なんでしょ?」と聞いてきた。
学校で、友だちと話したのか、道ばたの、たんぽぽを見たからなのかはわからないけど。

唐突だったけど、知ってるだけの知識(笑)を孫に話す。

ううん、タンポポは日本のだけじゃないよ。外来種もいっぱいあるみたい。 
日本に昔からあるのを在来種って言うんだけど、シロバナたんぽぽは、その在来種。日本のたんぽぽ。
「へぇっ?そうなの!」と少し驚く孫。

翌日の朝刊に、なんと「たんぽぽ」の記事が載っている。

「親子で読むこどもタイムズ」という欄が、新しくでき、たんぽぽ特集が組まれていた。

ありがたい。正直少しばかり自信がなかった。
正しいことを、孫に教えてあげられる。

以下、ほぼ新聞記事を抜粋。

蒲公英は、世界中にある。
日本に昔からある在来種と、外来種(雑種も含む)の区別は。

そうほう(総苞)が花にくっついているのが、在来種。
外側に反り返っているのが外来種。

蒲公英の花は、花弁のようなものひとつひとつが、一つの花で、沢山の花で言わば構成され、この「頭上花序」の下半分を包む緑の受け皿を、そうほうと言う。
つまり額ではなく、総苞と言うのだそう。

全部の花が咲ききると、一度萎み、支える茎も、地面近くに倒れる。しかし枯れたわけではなく、花の下でじっくりと種を育み、
成長したら、茎をまた空へと伸ばし、最後に綿毛を開き、そして種を飛ばす…。


へぇっ。
知らない事も多々あった。
綿毛の件はびっくり。
一度倒れて、起き上がり綿毛完成だったなんて。
凄い人生、いや花生?(笑)

シロバナたんぽぽは、在来種で間違い無かったけど、
孫に新聞を切り抜き、持って行き、一緒に見る。
そうなんだ、と孫。
でもね、シロバナたんぽぽ見た事ない、と言う。
ばあばんちの近く、春には沢山咲くから来年見たらいいね、と話す。

写真のたんぽぽは、今も我が荒庭(笑)にかろうじて、咲いていた一輪。白い絮となったのもそのすぐそばに。
総苞を確かめたら、外来種であった。





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涼しい朝

2024-06-03 11:27:00 | 日記



















       涼しさや 薄桃揺るる 式部の花




















       風がゆくだけで ゆかしき 薔薇の朝







 















       青も好し でも隣の紫陽花 赤い






































       祝日のない 六月 予定も無し

      (だから別に良いんですけどね…)








六月に入ってから、割と爽やかな日が続く。(まだ三日だけど😅)
朝晩は寒いくらい。

紫式部の花が、色づき初めた。
小さな花だけど、その淡いピンク色の存在感。
これが秋には、美しい紫色の実になる。

どっちも好きだけど、今はこの愛らしい花のピンク色が増えていくさまを楽しむ。

薔薇は、今は住む人のない庭の片隅。道を覗きこむように咲く。
最後の一輪…かな。

我が家の紫陽花は、青い色。
額紫陽花も、青っぽい水色。

紫陽花ははじめは、少し白っぽいのだが、今では青そのもの。

で、つい他の色の紫陽花に憧れる。
特にピンクとか赤い紫陽花。
見惚れる。

「隣の芝生は青い」「隣の花は赤い」かな。(笑)

だけど、この歳になり、青い紫陽花って良いな。ザ・アジサイって感じ✨と思うようになった。

六月、水無月に相応しいとも。
毎年、綺麗に咲いてくれる。

私は、庭の花々をながめ、写真を撮るだけ。

今は、地区の仕事が多忙で、あまり庭仕事もしない夫。

手入れもおろそかなのに、なんて健気。
今朝は、我が家の満開の紫陽花に心の中で「ありがとう」と言った。






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土曜は、孫二人お泊まり

2024-06-02 01:30:00 | 日記


















       花仙人掌 「可愛いね」と子  言ったきり




  
















       青葉騒 微々たる賽銭 二礼して








 















       蕎麦が好き 海老天も好き 星涼し






   子の寝顔 眺める至福 明易し




我が家のサボテン、今年はどくだみ草に取り囲まれ、少しだけ肩身が狭い風。

どちらも生命力が強いのだろう。

このサボテンも、小さくほんの数株だったものが、いつの頃からか怪獣みたいに大きくなり増え続け、庭の西側、紫陽花や金柑を見る時、ちょっと怖いくらい…うっかり触るとその棘の鋭さと言ったら。

それが今年は、どくだみ草の勝利の感。
写真は、サボテンをアップに撮っている。どくだみ草がなるべく映らないよう。(笑)

オレンジ色の鮮やかな花。
これも毎年の楽しみ。

でも二人の孫は、それ程の興味もない風情。(笑)

孫の書道教室に、隣接した神社。
時々、境内の大きな銀杏など撮らせてもらっている。
今は、新緑が見事。

いつも、勝手に写真を取らせていただきすみません。
と、今日は心ばかりのお賽銭と、真面目(笑)にお参りして来た。

晴れて暑くなった土曜日。
それでも、夕方には涼しい風が吹き、爽やか。

土曜は、飲み会の多い夫。

孫たちと、夕方からモールへ買い物。
二人の孫、母親だったら多分、許可がおりそうもないデザインのブラウスなど、「いいかな?これ?」とおそるおそる。
いいよ!若いうちは好きなもの、流行りのものも、時に冒険するものよ。
と甘いばあば。(たぶん娘に、叱られるー(笑))

買い物を済ませ、下の孫の希望のお蕎麦屋さんへ。

六組待ち。だけど順番一つ前になるとスマホへ知らせてくれると言う。

しばらく他のお店をぶらぶら。

程なくお知らせ、お店へ向かう。

二人の好きな、海老天とざる蕎麦。
上の孫は、蕎麦湯までいただき、「もうお腹いっぱい!」

家に帰れば、ビーズでブレスレットやストラップを、仲良く作り、入浴も一緒に。

時に激しい姉妹喧嘩もするけど、今日は穏やか。(笑)
仲良く枕を並べて、寝つくのも早いこと!

相変わらず、夜更かしばあばは、その後、俳句をひねりブログ更新。

孫たちの穏やかな寝顔は、お婆さんにとってこの上ない宝。

まもなく夜中の2時になる。
宵っぱりは、きっと一生治らない。💧
























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今日の空は

2024-06-01 01:36:00 | 日記








  




       蒼穹は 梅雨あけのごと 六月来



       






















       夕焼のメロディ 背を押す 散歩道


























       ペチュニアの 咲きつぐ庭や 夕明り





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