
今日は冷え込み風も強いとのことで
南伊勢の低山巡りをすることに。
朝一番の鳥羽行き急行で07:07伊勢市着。
07:13の古和行きバスに乗り換えるつもりが突然の腹痛。
トイレにいってる間にバスが出てしまいました(;_;)。
ここは切り替えてバス停の時刻表を確認。
次のバスは2時間後。ならば五ヶ所行きは?07:44。
ということで、プラン変更。
五ヶ所辺りに行きたかった未踏のお山が3つあるので
南伊勢の町営バス時刻表を調べて五ヶ所へGO!!
いつもガラガラで
終点につく頃にはいつも一人ぼっちのこのバス。
今日は高校の野球部約20名が一緒でスゴい賑やか。
そのまま終点まで一緒で
いろんな話が耳に入り楽しかった〜
五ヶ所バスセンターに8:30頃着。
下調べや準備しながら待合で佇んでいると運転手さんが
「宿浦に行かれる方、お待たせしました〜
準備ができましたのでご乗車くださ〜い」
と声をかけてれました。
いいですね〜昭和の雰囲気です。
9:00ジャストの宿浦行のバスに乗り込み25分。
田曽浦で下車。
今日は南伊勢町役場に貰った
ガイドMAPを見ながらの山歩き。
それを片手に私の好きな漁村独特の路地を
進んで行きますが迷路みたい…
お母さんに声をかけると、「釣りですか?」。
いいえ、海を眺めに。と答えると
怪訝そうな顔で教えてくれました(笑)
グネグネ行くと灯台→の表示。
山道を登っていくと
南伊勢特有のオレンジ標識が小まめに現れてくれます。
が、祠のあるこんぴら公園は藪化していて眺望なし。
そういえばガイドMAPは随分前のものなので
注意してください。と言われてました。
灯台も見事ですが上には登れず(;_;)
ココも眺望なしです。 Uターンして分岐を右へ。
少し下りながら岬の先っぽへと進むと
絶壁沿いの道に出ます。
右手が絶景〜海の向こうに赤石鼻や止ノ鼻。
五ヶ所湾の入口の眺めです。
登り返すとP73。
半島の先っちょには
鳥居がいくつかあるはずですが見当たらず。
先へ降りていくと右手に斜めに
かしいだ鳥居と石段に祠。
ここがMAPにある八大龍王でしょうか。
さらに田曽岬の先へ。
海を見ながら降りると手摺と祠。
三崎さんです。目の前には大海原。
陽射しが降り注ぎ真っ青な水平線が丸みを帯びて見えます。
出掛けには雪が降っていたのに
さすがに北勢とは大違い。
後ろ髪を引かれる思いでUターン。
八大龍王の左手に進むと又倒れかけた鳥居と祠。
もしかして3つ合わせて三崎さん?
そのまま高みに登ってみますが何もなし。
眺望もなく尾根筋を先程のP73まで戻り
次はひらかた浜の海岸まで降りてみました。
この瞬間のプライベートビーチですね~
ゆるやかに弧を描く砂浜にさざ波が打ち寄せ
その音だけが辺りを支配しています。
出来ることならここで一日過ごしてみたい。
でもバスの時間が…(笑)Uターンして尾根筋。
絶壁の道を戻って分岐を右折
田曽浦漁港の南の稜線を行きます。
この道が分かりづらいので
尾根筋に上がり昔に畑があったらしい石垣を跨いで
薮を掻き分け標高100のピークを越えると廃墟が現れました。
かつての「ボラおめき小屋」です。
何カ所も井戸があり小さな集落跡のよう。
大海原が見えるとありましたが木が茂り
樹間から垣間見えるだけとなっています。
ここでハッキリした道に遭遇。オ
レンジの道標もあり尾根筋を西北のニワの浜へと下っていきます。
堤防に上がると
ここも弧を描く砂浜。ですが集落が近く
生活の匂いがします。
国道を渡ると「富士浅間神社登山口」とある石の標識。
そして見上げれば無限(と思える)階段。
頑張って登ると途中から田曽浦が見下ろせます。
ツツジ科の花でしょうか。綺麗。
右にカーブしながら稜線に上がると鳥居です。
小ピークになっていて出ました~イセAOKIさん。
「浅間山南峰110m」とあります。
正面には向かうピーク。
ゆるゆる登ると10分足らずで鳥居が見えて
眼下には多島海と
熊野灘。
鳥居がいくつも現れ
その向こうには
平屋の建物があります。
ここが田曽浅間山。
突き抜けて向こう側の稜線を行きます。
一旦コルまで降りて登り返し。
右手には緑の岬と青い海。
間もなくで又平屋建。
その向こう30m先が宿浦浅間山山頂で
三角点もあります。
先程からやたらと
「富士浅間神社参拝記念」という石碑があるのですが
これは地元の方々が建立したものなのでしょうか?
今度は建物の右手にある階段を降りて先程のコルを右折して
景色を楽しみながらカマの池。
ぐるりと道路が回っていて
民家が取り囲んでいます。
で、集落を抜けて五ヶ所湾。
しばし散策して
ヤマザキの店で昼食休憩。
寒かったので助かりました。
13:00のバスで移動。
25分で神津佐(こうさ)停留所。
橋を2つ渡って西へと山道を登っていくと
ここにも小高い常呂に鳥居と石の祠。
浅間山とあります。
通り抜けてシダと雑木林の尾根道を進むと
何度も小ピークを登ったりコルに降りたり。
り返しながら半時間行くと広場に出ます。
何故か軽トラ4台。後ほど理由が分かります。
左折して林道をウネウネ。すると右側に標識。
眺望のいいブナ林を抜けると
桜山山頂です。
英虞湾方向が良く見えますし
いくつもの山頂表示や
三角点もあります。
Uターンして先程の広場に戻り今度は直進。
未舗装車道を進みますが
途中からは石ゴロゴロで土砂崩れ場所なども。
そして次第にシダが茂ってきますが
きれいに刈ってあり下山スムーズ〜
と順調だったのは3分の2あたりまででした。
前方に草刈り機の音が聞こえたかと思うと
10人程の方々が登山道の整備。
軽トラはこれだったんですね。
挨拶を交わしながら先頭に立つと向こう側は薮〜
背の高さほどのシダを掻き分けながらの行進となってしまいました。
何とか南側の眺望の良い
四等三角点のある「せいベ山」に到着。
ようやく歩きやすくなりスピードアップ。
でももう15時を回ってしまいました。
バスの時間まではあと40分。
なのに別荘地まで階段を降りていきますが迷ってしまい
タイムロス。雑木林のグネグネ道を駆け下りて
ようやく神津佐川のほとりに出ました。
国道沿いに出るもバスはなし。
やはり3キロ先の五ヶ所バスセンターまで行くしかなく
残りは21分。7分/㌔のペースで行けばなんとかなると
走り出しますが背中の荷が重い!!
寒さの中でビバークしても困らないようにとフル装備なのです。
15:40分のバスを逃すと次のバスは1時間後。
必死のパッチで国道を駆け抜けバスセンター到着。
時計を見ると3分前。6分/㌔で走ったのか〜
スゴい!!薮掻きを始めたときは駄目かと思いましたが
諦めなければ何とかなるものですね(笑)
注:行程の内、約12kmはバス乗車です。
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