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「穂の国」のシンボル・本宮山へ

2024年02月07日 | ゆる山へGO〜!!

東三河の別名「穂の国」。

そのシンボルとも言える本宮山は

美しい山容で三河富士とも呼ばれ

いにしえの頃から信仰の

対象となっていたとのことで

山上には砥鹿神社奥宮があります。

以前から登ってみたいと思っていましたが

ようやくその機会がやってきました。

豊橋駅で飯田線に乗り換え長山駅で下車。

豊川の支流・本宮山の谷筋から

流れ出す宝川の扇状地をゆるりと北上し

ウォーキングセンターを過ぎると鳥居が見えてきます。

ここが登山口。

階段を上がって→権木坂

→鹿跳坂。

15分ほどで尾根に上がると左手に帰り道の稜線。

一旦なだらかな道となります。

それにしても流石に人気の山。

多くの人が登っているだけでなく

次々に降りてくる人とすれ違います。

挨拶を交わし先へ。

標高300を越えたところで林道と交差。

横切って左手に行くと急勾配の階段。

登ると22丁目・見返り峠。

50丁目で奥宮とのことなので

中間地点までもう少し。

すると剥き出しの岩場が現れます。

馬背岩と呼ばれていて百数十m続きます。

その上に東家あり。

豊橋平野の街並みが見下ろせます。

温度計が5℃。汗をかいたせいか

気温のわりに温かいですね〜

まあ風もないですし登山日和ですね~。

などと二人連れの方としばし会話。

リスタートすると立看板があり「日月岩」。

弘法大師の書〜?

風越峠を越えると鳥居。

ここから奥宮境内。 階段を上がって急勾配。

なんとか岩とか

山姥の足跡とかあるけども

ひとつ分からず進むと林道に出て。

次は谷筋。

清めの水が現れ

さらに急登して尾根の分岐点。

左折して四十六丁。

階段は脚に来るので

旧道のほうを歩いて見ます。

自分のリズムで歩けて楽^^

新道と合流すると今度は青銅の鳥居。

第一神域に入るそうです。

四十九丁目に荒羽々気神社→

八柱神社がまつってあって左カーブ。

ついに五十丁目。

階段を上がると

御神籤や御守や販売も。

お社の右手を進むと千年杉→

富士山遙拝所が設置されていますが

残念ながら東方向は若干霞がかかっていて見えず…

さらに行くと大釜そして

大きな赤い鳥居が現れます。

車で上がってくるとこちらが入り口となるようです。

右手を見下ろすと形の良い低山

吉祥山でしょうか。

スカイラインの上を赤い橋で渡って

階段道を上がると山頂です。

もうかなりの登山者が休憩。

車で来た家族連れやアンテナ群の

保全?修理?の工事関係者で賑わっています。

眺望は抜群。豊橋平野三河湾渥美半島

遠州灘の向こうには太平洋。

南アルプスや恵那山に御嶽山。

ここには

一等三角点だけでなく

緯度経度を測量する天測点を記す

コンクリートの大きな六角柱がドン!

全国に47愛知県にはここだけだそうです。

遠くに見える白い峰々を見ながら

反対側に下るとふるさと自然公園。

駐車場あり。残念ながら仮設トイレは閉鎖中です。

時間に余裕があるので

ガイドブックの山上周回コースを

 

歩いてみることにしました。

少し下って春には水芭蕉が咲き誇るという湿地帯。

昔は風情ある山中の池が

あったらしいコンクリプール。

氷爆を作りたかったのか

その下に大きな木組み。

東方向にトラバースすると

また赤い鳥居が見えてきました。国見岩です。

神話では

大己貴命がこの岩上から下界を見下ろし

「穂の国」を作った。とされています。

この岩は絶壁を成す大岩のてっぺんで

金属の手摺がついた通路を

右手からグネグネ下りていくと

その岩の隙間に祠があり

岩戸神社とされています。

ここが本宮山の信仰の始まった場所らしく

この荒々しい磐山の姿に神が宿っていると

いにしえの人々が感じたのも

むべなるものかなと感じられます。

一旦国見岩に戻り

男道を鎖を頼りに降りていって東方向にトラバース。

「ふるさと自然の道」となっていますが、荒れています。

危険な箇所もあるので注意が必要。

林道に出て進むと分岐がわからず行き過ぎ。

Uターンして探すも見当たらず。

仕方がないので

上にある道らしきものに向かって直登。

東屋のある展望公園に到着すると

ここもなかなかの眺望です。

Uターンして少し行くと分岐のはずですがよくわからず

GPSを見て左方向に分け入っていくと

バーストしたタイヤが転がっている谷川。

渡河?。

斜面を上がって

ふるさと自然公園に戻りました。

西の馬の背平に下る道は

何故か巾1mちょいのコンクリ。

右手には北方向の山並みです。

NTT電波塔のあるピークを

南にトラバースしながら南西にカーブ。

植林帯を下っていくと570mコブ巻道分岐。

直進して屋床峰。

さらに南に向きを変えて稜線を進むと

左手に景色が広がります。

 

何故か「蔵」に2本線を引いて西山となっている

表示が多数あり戸惑いましたが

西蔵尾根出会いを左へ。

鉄塔巡視路を高度を下げながら南西へ。

鉄塔が2箇所あり眺望が楽しめます。

風越峠からは

右にカーブしながら尾根筋に上がります。

目の前に高みが見えたら急登。

雑木林の中を膝に手をつきながら

ヒーコラ登って行きます。

10分ほどで西山山頂です。

やはり西蔵の表記もあります。

東方向に展望が開け

富士山が見えるときの写真があります。

そのあたりに目を凝らしますが

うっすら見えてるような見えてないような(笑)

Uターンして下り

小ピーク分岐から右手の急斜面を

降りていきたいが道が見当たらず

木を掴みながら明るい場所を目指して急降下。

地形図を頼りに谷筋に出て

石ガラガラ倒木沢山の中を踏み場を探りながら進むと

今度は新しめのフェンス。

1つ目は乗り越え2つ目は潜って林道に抜け

ゴルフ場の横を抜けて田園地帯へ。

三角点を2つ見学して

無事長山駅到着しました。



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