小さな学校では、2~3学年まとめて喫煙防止の授業をすることもあります。
毎年訪れているK小学校では、3年生と4年生のあわせて7人に授業をしました。
4年生は昨年に引き続き2回目です。
授業前のアンケートでは、4年生全員が「将来タバコは絶対吸わない」と書いていました。
昨年授業を受けた効果が表れています。
ところが、3年生のふたりは、「祖父や父が吸っているから、自分もぜったい吸う」と断言していました。
さて、授業を終えたあとの教室でのひととき。
教室の七夕飾りを見せてもらいながら、子どもたちに「七夕様にどんなお願いをする?」と聞いてみました。
すると3年生の一人の子が、少しはにかみながら答えてくれました。
「お父さんがタバコ吸わないように」
4年生の女の子は、「日本からタバコが無くなりますようにって」
新聞に、ある識者がこんなことを書いていました。
「大人と子どもの違いはどこにあるか? そのひとつに、子どもはあれが欲しいだのこれが欲しいだのと、自分のことを中心に考えるものであるが、大人ならば、世の中が平穏であるように、とか、自分以外の人の幸せを願いたいものだ。」
いえいえ、10歳以下の子どもだって、自分本位の願い事ではなく、世界平和や他人の幸せを願うことができるのです。
自分勝手なのは、むしろ大人のほうではないでしょうか?
毎年訪れているK小学校では、3年生と4年生のあわせて7人に授業をしました。
4年生は昨年に引き続き2回目です。
授業前のアンケートでは、4年生全員が「将来タバコは絶対吸わない」と書いていました。
昨年授業を受けた効果が表れています。
ところが、3年生のふたりは、「祖父や父が吸っているから、自分もぜったい吸う」と断言していました。
さて、授業を終えたあとの教室でのひととき。
教室の七夕飾りを見せてもらいながら、子どもたちに「七夕様にどんなお願いをする?」と聞いてみました。
すると3年生の一人の子が、少しはにかみながら答えてくれました。
「お父さんがタバコ吸わないように」
4年生の女の子は、「日本からタバコが無くなりますようにって」
新聞に、ある識者がこんなことを書いていました。
「大人と子どもの違いはどこにあるか? そのひとつに、子どもはあれが欲しいだのこれが欲しいだのと、自分のことを中心に考えるものであるが、大人ならば、世の中が平穏であるように、とか、自分以外の人の幸せを願いたいものだ。」
いえいえ、10歳以下の子どもだって、自分本位の願い事ではなく、世界平和や他人の幸せを願うことができるのです。
自分勝手なのは、むしろ大人のほうではないでしょうか?