きんえんSwitter

医者の心の目で日々を綴ります

小学5年生の感想文から

2019年06月04日 | 喫煙防止教育
いつも楽しみにしている喫煙防止教室の感想文。
I小学校5年生の子供たちの感想から一部をご紹介します。


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ぼくの身近にはきつえんしゃはいないけれど、まちにいくと、タバコを吸う人がいっぱいいて、ぼくはこんなふうな大人にはぜったいになりたくないとかんじました。

タバコは止められなくなると思っていましたが、ちゃんとしたくすりがあって、よかったです。


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「家族に喫煙者はいないから」と無関心な大人は少なくありません。
でも、子供たちは他人のことも心配できるんですね。
すばらしいことです。




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今までは、お父さんがすっていて、ダメだと言いたかったけど、なかなか言える勇気がなくて、ずっとそのままにしていたけど、今日の授業を受けて、ダメだと言える勇気がもてました。

先生、本当にありがとうございます!


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子供たちにとって親は良い意味で言って絶対的な保護者なので、言い方は悪いですが、子供たちは嫌われないように、いつも親の顔色をうかがっています。

これまでモヤモヤと「タバコは悪いものなんじゃないか?」と本能で感じていたことが、勉強して正しかったとわかって、タバコをやめてと言う勇気が生まれたのです。

教育がいかに大切かを実感するのはこんなときです。



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ぼくは、おかあさんやおとうさんに、ちゅういをする。

もし、たばこをすったとしても、ぼくは、ぜんいんにすっちゃだめといいます。

ぼくは1人になったらかなしいです。


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実は、「誤字脱字、てにをは間違いだらけ、平仮名のみ」で、担任の先生の赤字の目立つ感想文でした。
でも、気持ちは120%伝わってきました。



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タバコのことをいっぱいおしえてくれて本当にありがとうございます。

私のかぞくではお父さんがタバコをすっています。

だけど私がお父さんに先生のタバコの話をしたら、お父さんのタバコをやめる度が55%ふえました。

先生のおかげです。

ほんとうにありがとうございました。


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55%増えたとは、2回に1回くらいは、言ったらやめてくれるようになったということでしょうか?
娘に関心をもってもらえるうちに、お父さん、やめられるといいですねえ。

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