佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

合唱団senza Nome第34回合宿(その1)

2006年02月13日 18時09分06秒 | 合唱

 

 2月10~12日、東京で所属合唱団の合宿があった。

 

 

合唱団senza Nomeって、知ってますか?

 

 

 100人中95人は知らないでしょう。

新潟では99%知られていません。ので合唱団の紹介を簡単に。

 

 合唱団senza Nomeは、1996年結成。

現在20名弱の混声合唱団。

全国にもあまり例のない、「合宿型」の合唱団。

「合宿型」というと、合唱団弥彦や松江が思い出されるが、

違うのは、合宿が年3回ほど行われることと、

演奏会が付随しているわけではないことか。

 新潟県上越地区を拠点にしているが、

団員が関東、関西、今では北海道からも来ており、

上越地区のほか、東京、千葉、埼玉でも合宿を行ってきている。

2000年、ハンガリーの作曲家オルバーン・ジェルジ氏の

講習会(東京)にモデル合唱団として参加。

2001年、新潟市でEnsemble Evergreenとともに主催演奏会を開催。

他、当団指揮者仁階堂孝氏が指揮を務める合唱団の集合体

「合唱団LINC」の一員として、これまで3回の演奏会に出演。

松下耕、信長貴富両氏への委嘱初演にも参加している。

 

 そうして地味に活動している間に、

今回で合宿回数は34回を数える。

会場はBumB 東京スポーツ文化館。

 

 当方、所用で10日に合流できず、夜行バスで向かう。

三条燕から乗車。

 

 

「怖いおにいさんがいる。。。」

 

 

 後ろの席の人、ふんぞりかえって怖そうな人。

いや、ここで怯んでいられるか。意を決して、

 

 

「座席倒しますね」

 

 

 返事がない。。。でも倒す。負けてられない。

でも、しばらくすると、背中に変な感触が。 

おにいさん、明らかに足上げている。僕の座席が

足でつっかえ棒になっている感じ。

うわっ、怒っていらっしゃるのかしら。。。

しかし無視。

すると今度は、通路を挟んで僕の隣の空いてる座席に

足を伸ばして置いている。怖っ。みんな通れないし。

俺へのあてつけか。。。でも無視。

 

 眠っているうちに池袋へ到着。

因縁つけられないうちにさっさと逃げる。

それにしても到着が朝の4時20分。

何してればいいんだ俺。

 

 散策すると、マンガ喫茶があった。よし入ろう。

しかし、駅前に3軒あるのにみな満席。なんなんだこんな時間に。

池袋の人はマンガが好きなのか。

1軒、ようやく空いた席に行く。

 

 

 

んじゃこりゃー!!!」

 

 

 

 

 個室ではなくオープンタイプの店だが、

リクライニングの椅子で皆寝ている。しかもおっさんばかり。

目の前に20人くらい。すごい光景だ。怖っ。。。

だれもマンガ読んでないし。

 

 すぐに気づく。

そうか、、、宿代わりか。。。

確かにタクシーやカプセルホテルよりはだいぶ安い。

なるほど、この店個室じゃないのは、

少しでも多く人を詰め込もうとしているからか。

だいたいこの店、マンガが少ないうえに、

おっさんが密集していてマンガか取れない。 

はじめから宿利用を想定していたんだな。。。

 

 皆寝ていることをいいことに、

耳にイヤフォンをし、楽譜を開いて、

今回の練習曲の音源を聴く。浮いているなー俺。

そんなことはお構いなし。

最近、俺、やっぱり図々しいか。。。

 

 ふと気づくと6時30分。というか寝てしまっていた。

店を後にし、マックで朝食。

ここでも楽譜を開く。

朝なのに混んでいる。明らかに浮いていようと気にしない。

 

 有楽町線で一本。新木場で下車にBumBへ。

 

(その2へつづく。というか。。。まだ合宿に合流してないぞ。。。)