ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★2019秋、真昼岳(その3)

2019年09月30日 | 山・麓歩き

<「音動岳」から「真昼岳」を望む>

●登った日:2019年9月21日(土)

●歩いたログ(足跡)(歩いた道のり:往復6.3km)

(以上の地図:国土地理院)

 (訂正)「P1」の位置、📷002・003の向きに訂正がある(本文に記述)。

●GPSによる標高図

(GPSデータを「カシミール3D」の加工した図)

 ここで、記事を書き続けながら改めてログ地図を見ると、地図への書入れに誤りがあることを見つける。一つは「P1」の位置である。正しくは📷002の辺りである。二つ目はカメラの向きである。📷002は北東を向いているが、正しくは南西、📷003は南西を向いているが、正しくは西の方向である。訂正願いたい。

 その「P1」のピークを下って少し行くと「音動岳」が目の前に迫って来る。

📷004:北側から「音動岳」の望む

 右手の平らに見える山が「音動岳」。北側斜面は、「大又沢」の支沢、「水無沢」の最上流部に一挙に落ち込み、柱状節理のような岩肌もあって壮観な眺めである。岩肌は頻繁に崩落するとみえ、沢の底には崩落した石が溜まって植物が生えていない。

 手前はMさん、奥がAさんで、二人とも沢筋の方向を眺めているようだ。

 登山道はこの先で鞍部(低い所)に下って、写真に写るようにまた尾根筋を登り返す。左上隅の先は「音動岳」頂上の東側を巻くように延びている。ログ地図を見ると、県境線は頂上を通って引かれているので、少しの間だけ完全に「岩手県」を歩くことになる。

 やがて「音動岳」の標柱が立つ場所に着く。

(「音動岳」の肩)

 頂上の肩に標柱が立っており、右奥の頂上に至る道はない。「峰越登山口」まで1.6km、「真昼岳」まで0.9kmとある。数年前にコースを歩いた時のイメージで、登山口から「真昼岳」まで2時間はかからないだろうと予測していたが、ここまでですでに1時間45分ほどかかっている。もう30分ほどはかかりそうなので、だいぶペースが落ちている。

 標柱の近くから「真昼岳」を望む。

📷005:「音動岳」から「真昼岳」を望む

 0.9kmよりも距離がありそうにみえるが、右手奥のピークが「真昼岳」で、拡大すると頂上に建つ小屋の屋根だけがのぞいている。

 この辺りから尾根一帯は笹原で樹木が生えていない。このため頂上付近は、雪が降り始めるといち早く一面真っ白な姿になる。

 中央左寄りの小さなピークが「P2」のようだ。そこから下り、また登り返してやや平らになっている辺りが「赤倉登山口」との分岐である。

📷006:「赤倉登山口」との分岐

 「赤倉登山口」はログ地図に示したように、麓の「峰越口・赤倉口」分岐の十字路を東に折れ、車を15分ほど走らせた谷あいにある。しばらく谷筋を登り、その後、「真昼のブナ林」の標柱が立つ林の中を進み、小尾根に出るとまもなくこの分岐に至る。このコースを歩いた時に気付いたことだが、GPSデータで確認すると、地図に描かれた道筋と実際の登山道は一部大きく異なっている場所があった。付け替えたものと思われる。

 分岐から笹原の中の道を登る。その途中でここまで歩いて来た方向を振り返る。

📷007:「真昼岳」のすぐ手前から北を望む

 📷005に写る、「真昼岳」のすぐ手前のピーク付近から振り返った写真である。

 中央やや下が「P2」、左寄りに平らに見えるのが「音動岳」、中央やや上の尖がりが「北ノ又岳」、その右奥が登山口である。

 一番奥の山並みが「和賀岳」の稜線で、その稜線の、さらに左手奥にかすかに「秋田駒ヶ岳」がのぞいている。

  すぐ手前のピークから少し下って最後の登りを登り切ると「真昼岳」の頂上である。

 (その4に続く)


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