伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

暗色の海に浮かぶ伊豆の島を見て

2017年11月19日 | 雑文

11月19日    (日)    -

 今年は「秋晴れ」の日が少ない。南にみる海面に伊豆の島々がくっきり浮かぶ日もほとんどない。

だが、今朝は鉛色の雲が垂れ込める中、伊豆の島々がくっきりと浮かんで見える珍しい日となった。こんな曇の日はおのずと気分は冴えないのだが、書斎の窓から見るくっきりとしたこの島影を映す海には心が慰められる。

思えば当地に住み着いて27年、この海面がみせるその時々の情景には変わることなくいつも心惹かれてきたことか。

家にいて「海」が見れるということは、老い行く私にとって最高の贅沢だといえるかもしれない。

樹木の繁りで見難くなった左端の伊豆大島を加えてパノラマで撮影 

 


 

この島々の中でも最も鮮明な姿で浮かぶ利島をぼんやり眺めていて思い出したのは当地に住み着いた頃、利島にからんで記した「三金会雑記」の記事である。

パソコンには「三金会雑記全号(106号)」がOneDrive にアップロードされている。呼び出して探したらすぐ見つかった。

1993年に書いた「利島賛歌」というものだった。(そうだった。あの頃には伊豆大島が噴火の後でまだ噴煙が上がっていた。そしてその後には三宅島にも噴煙が見えたものだった。)

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