11月22日 (木) /
今回の「大室高原歩こう会」は、「箱根園」から駒ケ岳ケーブルで「駒ケ岳頂上」に上り、「防ケ沢分岐」「早雲山分岐」「神山分岐」を経て「大涌谷」まで歩く予定であった。
しかし、下界は晴れているものの駒ケ岳頂上付近は雨雲と霧に覆われ、強い風が吹いているとのこと、ケーブルも運行が可能かどうか危ぶまれるという。
ケーブルが運行しても頂上からの視界が開けないだけでなく、このコースは岩場のかなり危険な下り道もあるとかで、急遽予定を変更、バスで「大涌谷」まで直行し、大涌谷を見た後、姥子を経て湖尻までの「自然探勝路」を下って、そこで昼食となった。
その後は湖尻から箱根園まで芦ノ湖湖畔に設けられた遊歩道を1時間ほど歩くことになった。
コースの変更にもかかわらず、距離は結構長く、この日の総歩数は16289歩に達したのには少々驚いた。
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大涌谷ではこの日の気温や湿度の関係なのだろうか、いつもより湯煙を盛んに吹き上げていた。
自然探勝路の途中には、硫黄の匂いのする荒地や「弘法の硯石」などの見所があるほかは、もみじの落葉で埋まった道をひたすら下る。
紅葉には少し時期が遅すぎた。しかし、それでも残る紅葉は美しい。
山中と違って湖畔の紅葉はまだ残る。その下での弁当。
芦ノ湖湖畔を歩む。その出発点には奇妙な形をした大木が……。
帰路の「十国峠」でようやく富士の全貌を捉える。
全コースを歩き通したとはいえ、これ以上は歩けそうにない。人様には迷惑はかけられない。どうやらここらあたりが「退け時」である。
「大室高原歩こう会」にはずいぶんお世話になった。十二分に楽しませてもらった。
今年をもって退会することに決した。
これからの「歩き」は自分勝手の気ままなものにしよう。
大桶谷で吹き出す蒸気で蒸した「温泉たまご」を
食べたのを思い出しています。
今年で歩く会から脱会して 自由に気ままに歩くようですが
自由に歩く・・といっても思うように歩けないものですよ。
我がマチの「歩く会」には80歳から90歳までの高齢者が
たくさんいます。仲間と楽しむ・・意味もあって 脱会しない
ほうがいいのでは?