12月26日 (月)
IKOI農園にはレモンの木が二本植えられている。毎年そこそこの実を付けるが、「レモンの実」としての価値はあまり高くない。
店で売っているような鮮やかな黄色い無傷の肌のレモンというわけにはいかないからである。
当地の風は強くレモンの枝には棘がある。そのため実がなる頃にはきまって木が烈風に吹きあおられ、レモンの実の肌に傷が付き、ほとんどの実の肌には黒い斑点がついてしまう。
我が家でレモンジュースとして使う分には差し支えないが、人様に差し上げるには見た目が悪く憚りがある。
しかし、今年のレモンはよく成った。
大豊作だっただけでなく、台風は来なかったし、強風の日はほとんどなかった。そのせいで傷のつかない立派なレモンがかなり目につく。
綺麗なレモンをメインにして傷がついたレモンも一緒にあわせれば、人は喜んで貰ってくれるのではないか。
食卓にレモンの山
ケーキにもクッキーにもスムージーにも酢の物にも料理に添えてetc・・・眺めているだけでもsi bon!4日前の散歩も清々しいでした。ありがとうございます。私ネームを
レモンの木の下、見た目にはよさそうですが、この時期は寒くて本読みなどとても……。
でも、思いつきました。柑橘類が花咲く頃ならそれもありかと。もっともレモンの花の香はほとんどありません。
スダチや甘夏の香りに包まれ読むとしたら掘辰雄かな。
来年が明るくいい年でありますように。