伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

万二郎・万三郎に登る

2010年06月07日 | ウオーク
6月6日(日)

念願の「天城山」、その主峰をなす「万二郎(1300m)・万三郎(1406m)」をついに登ることができた。

天城高原ゴルフ場に隣接する登山者のための「天城高原駐車場」を8:05に出発。「万二郎岳」「馬の背」「万三郎岳」「涸沢分岐点」「菅引分岐点」を通って帰り着いたのが偶然の一致とはいえ4:05。8時間のぴったりの歩きであった。



昨年8月26日はじめて万二郎に登ったとき

広い駐車場には我々の車以外1台の車もなかっのに今回はほぼ満車で、なかにはバスも見かける。

考えてみれば天城の名物石楠花が咲く頃であり、しかも日曜日であった。





だが、全山アマギ石楠花はすでに咲き終わり、アマギつつじのみが山肌を飾っていた。

「万二郎」にを登り、「馬の背」を通って天城山系最高峰「万三郎」に登るまでは、登山のベテランらしき連中から追い抜かれるだけでさほどのことはなかったが、「涸沢分岐点」からの下りは大変だった。

  



同行7人(Mr.IW・IT・KDs・TH・TB)、いずれも一回り以上年齢が違うことをほとんど考慮にいれず安易にこの行に加わったことの無謀さを思い知らされた。(最初は各夫人同伴の予定であったが、とんでもないこと。)

これは「ウォーキング・トレッキング」といった類のものではなく、正しく「クライミング」というべきものであった。

昨年の万二郎登山が思っていたより簡単だったので、これに万三郎が加わってもさほどのことはあるまいと見くびったのがよくなかったのだ。



高低差の激しい急峻の階段はまだしも、切り立った崖・絶壁をめぐっての狭い岩場の細道がが延々と続く。







途中で大腿部に異変を感じるようになった。疲労による痙攣の前駆症状のようなもの。これはただ事ではない、果たして帰り着けるか不安が頭をよぎる。

幸い、Mr.ITから貰った筋肉疲労に即効性があるという「アミノバイタル」が驚くべき効能を示し、30分後には大腿部の違和感も消失して普通にあるけるようになりほっとした。

(これほど劇的に効く薬は珍しい。早速、帰ってからネットを使ってアマゾンで購入することにした。トレッキングの後や農作業をやりすぎたとき痙攣することがあり、そうしたときにはその卓効が期待されるから)

なにはともあれ、80歳老が頑張り、なんとか怪我もなく同行者に格別の迷惑をかけることなく帰り着いてなによりであった。

私としてはこれで「大いに自信を付けた」ともいえるが、反面では「なんとか帰りつけたが、これが限度だ」という自信喪失という相反する二つの気持ちがこもごもといったところか。


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1 コメント

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Unknown (エイジング)
2010-06-07 21:00:51
お帰りなさい!

いい御天気でよかったと思っておりましたが、

やはり万三郎は手ごわい山でしたね。

「万三郎は本格登山」とよく耳にしますもの。

これはやはりほめるべきだと思います。
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