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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ 壱

和みの泉郷 別所温泉 旅館花屋 湯ったりと 前編

別所温泉に訪れるのは、2回目となりました。

前回は日帰りでぶらぶらと巡り、「蕎麦処 美田村」では辛味大根汁を堪能し、
泉質の良さに惚れ込みました。

 

「E7系に乗って、上田・別所温泉ふらり旅 前編」

 

今回は、別所温泉で一番の老舗旅館「旅館 花屋」に泊ります。

東京駅からE7系新幹線に乗って、長野県上田駅に向かいます。

お決まりですが、東京駅中央コンコースにある「駅弁屋 祭」で駅弁を求めます。

ひとつは、千葉の「潮干狩り弁当」、生姜の効いた煮あさりと、甘辛い味付けの蛤が入っています。

磯の風味豊かな風情あるお駅弁です。

 

 

    


そしてもうひとつは、「ふくしま路 おとなの秋ごはん」です。

しめじご飯の上に松茸煮や舞茸天ぷら栗が盛りつけられた秋限定のお弁当です。

 

     

 

軽井沢を過ぎ、浅間山をながめ、あっという間に上田駅に到着です。

上田電鉄別所線に乗って、別所温泉駅に向かいます。

電車の顔にプレートが「さようなら/7253編成 新しい仲間と交代します」と書かれています。

別所線の顔「丸窓」の列車も見納めのようです。写真に納めることが出来てラッキーです。

 

 


黄金色の稲穂が垂れる中を疾走します。

 

  

 


懐かしき(5ヶ月ぶりですが)、水色塗装の駅舎に到着です。 

 

 


日帰り旅では行けなかった、信州の鎌倉と呼ばれる寺社を巡ります。

 

 


まずは、「お船の松」「重要文化財 石造多宝塔」がある「常楽寺」に向かいます。

茅葺きの曲線が綺麗です。

 

  

 


「さるすべり小道」を安楽寺に向かって行くと、塩田平を一望できる見晴らしの場所に着きます。

 

 


次は、「国宝 八角三重塔」がある「安楽寺」に向かいます。

階段を登り、山門をくぐります。

 

 


受付で300円の拝観料をはらいます。

左側に杖が用意されています。

急な階段数があるようです。2本借りて行きます。

 

 


緑の中、杉の木の間に見えてきました。

 

 


風格のある三重の塔です。

紅葉時期に来れば、登りの疲れも癒やされるかも。

 

 

 


階段を降りて、「北向観音」に向かいます。

右側の池には蓮の葉花が開いています。

 

 


北向観音下に到着しました。

階段の左右の手すり柱に「御手すり」と彫り込まれています。

 

 


駅舎に戻ってきました。

レンタサイクルを借りるため、ホームに面した事務所で借用書を記入します。

なんと無料で貸してくれます。

電動アシスト自転車3台(グリーン・ブルー・レッド)と普通車が5台あります。

 

 


自転車に乗って、「日帰り温泉 あいそめの湯」の前を風を切って下ります。

行き先は、「蕎麦処 美田村」さん、『いらっさいませ』の看板が歓迎してくれます。

 

 


お久しぶりです。「双体道祖神」様。

信州ならではの、美しくも愛らしい像です。

幸福や豊穣を祈る庶民の素朴な信仰心が伝わってきます。

 

 


前回は、さわやかな黄みどりののれんでした、今回は、涼し気な白のれんです。

白のれんをくぐります。格子戸を開けます。「こんにちわ」

お昼ごろで、お客さんも一杯です。  

まずは、三田村さんにご挨拶します。 

覚えていてもらったようです。

 

 


窓の外には、野鳥が鳥籠に入ったり 水浴びをしています。

穏やかな いいお店です。 つれあいも気に入ったようです。

 

前回、お腹いっぱいで食べられなかった「おしぼりうどん」を貰います。

御主人は、「くるみ蕎麦」を薦めてくれます。 が 今回は、「おしぼり饂飩で」

 

次回の愉しみにしましょ。

 

 


つれあいには、「田舎天ざるおしぼり蕎麦」を薦めます。

まずは、お塩で蕎麦を 私も横から箸をのばします。 

旨い。

大根汁で食したつれあいは、目を見開き あまりの辛さに驚いています。

 

 


帰り際、御主人が「饂飩打ち」を見ていかないかと誘ってくれます。


のし台の上には、角出しから本延ばしされた生地が、見事です。

これをたたみ、切り、生舟に入れ、数日間 熟成されて供されます。

前回、生舟(なまぶね)に入った饂飩を見せられた時は、あまりの見事さに目を見はりました。

 

 


また、食べたくなる「美田村」さん、手抜きのない仕事 と 心なごむ立地

ここでしか食べられない、「おしぼり」は最高です。


自転車で駅まで戻り、別所温泉駅から各宿泊施設を回る「ぐるっとバス」に乗って、「旅館花屋」に向かいます。

 

 


湯川に架かる、花屋旅館専用の「はなや橋」を渡ります。

 

 


玄関には、花屋の提灯が対に掛けられ、何ともいえない風情があります。

 

 


上り框(かまち)を上がり、青丹色の椅子に案内されます。 

 

 


上を見上げると、大正時代のランプ・シャンデリアが下がり、いい趣きです。

 

 


ウエルカムドリンクは、あんずジュースでしょうか。

今から、しみじみとした歴史ある旅館の良さを感じることとなります。

 

 

次回は、「旅館 花屋 後編」をお楽しみに。。

 

「別所温泉 旅館花屋で湯ったりと 前編」は、こちらをクリック。

「別所温泉 旅館花屋で湯ったりと 後編」は、こちらをクリック。
 

  

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