今年も「日展」を見るために、「国立新美術館」に伺いました。
入場には早すぎたので、色味がついた わずかな紅葉を見ながらお茶にします。
公募美術展の日展の「書」科の不正審査問題で
新たな改革を目指すために、名称が日展から「改組 新 日展」に変更しました。
チケットを見ると篆書(てんしょ)で「藝林(げいりん)」と書かれています。
どういう意味でしょうか、調べてみると「芸術家の仲間」の意味だそうです。
正式名称は、「改組 新 第1回 日本美術展覧会」
歴史を紐解くと、明治40年に第1回文部省美術展覧会「文展」を礎とし、
「帝展」「新文展」「日展」と名称を変え、「日本画」「西洋画」「彫刻」「工芸美術」「書」が参加して総合美術展となりました。
日展は日本の最高峰の展覧会であり、一般公募です。
誰でも出展は出来ますが、ほかの名のある有名な展覧会で、実績を残さないと入選はできませんし、特別な展覧会です。
さて今回も、平日の混んでない時間に「撮影許可申請」をいただきます。
腕にオレンジ色のテープを巻いてもらい、気に入った作品をパチパチと…。
まずは、「日本画」を見てみます。
描写やモティーフ(主題)が洋画と変わらなくなっていますね。
そして「洋画部門」を見てみます。
日本画もですが、100号(162×130cm)以上の大作です。
大きな画面なので、隅々まで見えて誤魔化しがききませんね。念入りに描かないと。
1時間ほどは見たでしょうか、今回はチケットが多く届いたので、紅葉が赤く染まる頃、また見に行きたいと思います。
※ 開催期間は12月7日まで。「日展の日の11月12日」は、入場無料となります。
それでは、改組新日展のお付き合い、ありがとうございました。
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