旅のあいまに 美味しきどら焼き
いつも買うどら焼きは、「上野 黒門町のうさぎや」ですが、
今日は本店の「日本橋うさぎや」に向かいます。
大手町でメトロを降り高層のオフィス街を歩いて数分、
本店に着くと、あれ! 土曜日は休業の看板が出ています。
横の道路を進み右カドを曲がった「中央通り店」にまわってみます。
土曜の10時半、開店したばかりですでに18人の行列が並んでいます。
うさぎの印象も店員さんの対応も良く、いい店構えです。
「うさぎ絵柄のオリジナル手ぬぐい」が売っています。
手ぬぐい好きな私、買いたいところですが、どら焼きに集中します。
どら焼きの餡の美味さ、皮のしっとり感もあり、さぞ美味しいと思います。
「日本橋」の立地でしようか、美味しさを想像してしまいます。
包装紙が欲しいので、4つを箱に入れて貰います。
ずっしりと重たい箱を持って、「日本橋」に向かいます。
橋中央にある守り神「羽根のある麒麟」は凛々しく、
この場所が「日本国道路元標(日本全国の道路の基点)」となったのがうなづけます。
読み方も「にほんはし」と濁点かつかないのも
「川の水が濁らないように」との願いが込められているとか。
掛川のお土産に「COREDO室町」で「茅の舎のあごだし」を求めます。
最近気に入っている焼きあごのだしです。
もう一つ「榮太棲本舗本店」で、きんつばも買います。
帰りうさぎやの前を通ると行列はなく、いつもの静かさがあります。
開店時が忙しいだけですね。
包装の色は茶系で、柄は黒門町より皮の焼き色を強く表現しています。
紐は白枠の濃緑色、茶系の包装を引き締めています。
包装を解き開くと焼き色が強く目に入ります。
皮を両面焼いているからでしようか触ると硬さがあります。
「日本橋うさぎや本店」は、皮の焼き層も横に裂け弾力感がありません。
あずきの餡も硬く、家に持ち帰っても皮と餡のしっとり感は変わらないものなのです
が、何が違うのでしょうか。
「上野黒門町の支店うさぎやのどら焼き」は見た目もしっとりしています。
もちろん触って見ても優しい弾力があります。
銅板で均等に焼かれた生地は、縦目の層が入り、しっとりした柔らかさです。
餡もみずみずしく、あずきの粒も残っています。
ひいき目ではなく、味と食感を堪能するなら「上野黒門町のどら焼き」が宜しいかと思います。
私は餡なしの「皮だけ」を食べたいくらいのお気に入りの焼き加減のいい御店です!
今度は、基点となった日本橋で出来立てのどら焼きを食べ、
「東海道品川宿」までを歩いてみましょうか。
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