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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ 壱

掛川 伊藤菓子舗 炎の羊羹 王将戦に登場

いただいた 2種の羊羹

2023年1月8日9日の 掛川市掛川城 二の丸茶室にて開催された『王将戦』

「藤井聡太王将」の午前のおやつに

「羽生善治九段」の午後のおやつに 供された


火の羊羹 『ゆず蜂蜜』・『掛川茶羊羹』・『本煉』の3種


いただいた2種は 「本練」と「掛川茶羊羹」



この火の羊羹 -秋葉道-
 
古来、相良町から茶処掛川 火防の神として広く知られる霊地秋葉山を通り

信州へと続く道は秋葉街道と呼ばれています

この道は塩の道とも呼ばれ 農海産物を内陸へ運ぶ重要な街道でした

火の羊羹は、この街道に因み強い火加減で煉り上げた羊羹です


対局の一週間後に 訪れた時に たまたまホテルで求めた

もうひとつのおやつ候補「CHABATAKE(ちゃばたけ)」このブログに 

ブログ「掛川城 王将戦の名残りを めぐります」⇩クリック!
 

 

『年たけてまた 越ゆべしと 思ひきや 命なりけり 小夜の中山』 西行法師

【訳】
年老いてから この山をまた超えることができる(旅ができる)と思っただろうか いや思いはしなかった 小夜の中山を越えることができるのは 命があるからこそだなぁ~ 

※当時 都から関東に行くには 鈴鹿(三重) 小夜の中山(静岡) 箱根(神奈川)と3つの難所を越えなければならず 大変な苦労をしました
西行が晩年 関東へ旅をした際の「こうやって難所の山を再び越えることができるのも今まで生きてこられたからだ」という喜びが この歌から感じることができます ちなみにこの句は三句切れ・四句切れです

 

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